腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤の使用にあたっての留意事項について

エベロリムス製剤については、「心移植における拒絶反応の抑制」を効能・効果とする製剤（販売名：サーティカン錠0.25mg、同錠0.5mg、同錠0.75mg）が既に市販されているところですが、平成22年1月20日、既存製剤との区別を明確なものとするため、異なる販売名（販売名：アフィニトール錠5mg）を付した上で、「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」を効能・効果とする製剤が承認されました。

腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤については、間質性肺疾患（発現率11.7%）等、重篤な副作用が既存製剤と比較して高い頻度で発生することが報告されていること等から、その使用にあたっては、特に厚生労働省通知（PDF：986KB）の点について留意願います。

腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤の使用にあたっての留意事項について
（厚生労働省通知）（PDF：986KB）