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更新日:2010年7月30日

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パネルディスカッション「クマ・イノシシとの住み分け~トラブルを抑制するために~」(抄録)

  • (丸山コーディネーター)

日のパネルディスカッションの進め方は、まず最初に石川県環境安全部自然保護課の野崎さんから石川県におけるツキノワグマ、イノシシの現状、それから県の対応方針について報告を、その後に、各パネラーからのご意見の発表、意見交換という形で進めさせて頂きたい。

  • (野崎パネラー発表)

成16年9月中頃からクマが住居周辺にまで出没し、166頭の捕獲、4件の人身被害が発生した。これは、里山の荒廃、狩猟圧の減少等で、大量出没となったと考えられる。そのため、出没への備え、人とクマの住み分け方策の確立、県民と共に考え行動するという、3つの課題で整理した。

没への備えのため、出没対応マニュアルの策定、市町村職員等の研修会も開催した。住み分け方策の確立のためには望ましい姿の目標を定めなければならない。県、市だけが考えるものではなく、皆さんが地域と一緒になって考えなければならない。今回のシンポジウムもその1つであり、また、ボランティア活動にも参加して頂きたい。

ず、マニュアルは人身被害の防止、農林業被害の軽減と県民の安全・安心の確保、健全なクマの個体群の維持、人とクマの適切な住み分けを目標とした。

年の春に、昨年と同様33箇所で生息数調査を実施した。また、ヘアートラップ法の調査も行い全体の生息数を推定することとしている。出没予測としては、エサ資源の状況や出没数の月別の変化からみても16年と異なり通常年とみることができる。ブナの凶作が少し心配であるが、注意報・警戒情報を出すような兆候はまだなく、もう少し状況を見ていくこととしている。

ノシシは、加賀、小松市等で被害があり、北端では七尾市を超えたのではないかという情報もある。捕獲情報もH5年まではほとんどなかったが、最近急激に増えている(平成17年:1,059頭)。生息数も増えていると考えられる。農作物被害も、地域、金額とも拡大している。

マ・イノシシとの住み分けモデル事業を白山市佛師ヶ野、小松市麦口地区で実施している。獣害は今後更に拡大し、大きな中山間地域問題となるだろう。そのため、効果的な捕獲、和牛放牧、クマはぎ防止ネット巻き、草刈り、藪刈り、獣害防止のネット、電気柵の実証展示、カキもぎなどを実証研究している。いろんな団体が協力して行っている。ここを多くの人に見て頂き拡大していきたい。(白山市佛師ヶ野、小松市麦口地区、電気柵等6企業を紹介)

では目標達成のために被害防止、個体数管理は何らかの形で実施しているが、生息環境管理(里山問題、間伐等)については総合的に進めていく必要があり、今後の大きな課題であると考えている。

  • (丸山コーディネーター)

川県におけるクマとイノシシの現状、それから一昨年のクマの大量出没を踏まえての対応マニュアル、住み分けをするためのモデル事業等の話で、会場の皆さんもだいたい理解されたと思う。

だ今の報告に基づき各パネラーの方からご報告を、ご意見を頂戴したい。

生動物の被害問題は中山間地域が抱えている大きな問題で単に野生動物だけの問題ではない。それで、今日のテーマ、クマとイノシシの住み分けをどう進めていくか、人と野生動物のトラブルをどう抑制したらいいか、ということが基本的な我々の関心事ではないかと思う。各パネラーから、取り組まれている現状をご紹介いただき、それから相互に討議を進めたい。
中村先生からよろしくお願いしたい。

  • (中村パネラー)

沢大学で角間の里山自然学校という活動をしている。それは大学内にある里山を使って、環境学習とか里山の管理自体、石川県が行っているいしかわ自然学校とか医王の里とかで活動している金沢市、民間の里山保全活動リーダー会等と一緒になってやっている。そういう里山活動が少なくとも金沢大学の周りであるとか金沢の街の中ではかなり盛んである。しかし、2年前クマが沢山出たとき、どのようにしてクマなどとの住み分けをするか、どのように対応するかといったことが、意外にも関心が低かった。大量出没から2年近くたっているが、クマ・イノシシと住み分けをするためには、我々は何をすればいいのか、山をできるだけきれいにするといったことである。我々がやっている里山自然学校とは、山の間伐をしたり、それだけが目的でないことは自明の理で、それ以外のいろんなことで自然を利用し活動すればいいのだが、自分の好きな活動だけをしていて、クマが出てきにくいような山を作るため皆でやろうというようなことが、あまりにもないんじゃないかと私は不満に思っている。私たちがやれることはいろいろあると思う。例えば町にいる私たちは夕日寺のいしかわ自然学校とか角間の私たち、それから医王の里にいる金沢市、それから森林組合の方々とかで、年に1,2回でいいから、一斉に里山回廊づくりをやる。そのときに目的は、こうゆうことのためにやるというような、ちゃんと取り上げてある種のキャンペーン活動をやる必要があると思う。もう一つは言うまでもなく一番大きな問題が起きているのは里山の本場である中山間地である。ところがそこには実際農業、林業が崩壊しかけてて過疎化と高齢化で人がいない。今モデル事業は始まったばかりで、なんとか立ち上がった、小さな点として立ち上がっただけだと思う。ですから、町にいるそういう活動している方々の共通の問題なので、みんなで応援にいくとか、そういうことをしたほうがいいと思う。

  • (丸山コーディネーター)

に日本熊森協会石川県支部の三井支部長さんからお願いしたい。

  • (三井パネラー)

ず、日本熊森協会とは、1992年一枚の新聞記事をきっかけに兵庫の心ある中学生達がエサ場を奪われ、狩猟と有害駆除で滅びていく動物達をなんとかして助けてあげたいと活動を始めたことから1997年に自然保護団体、日本熊森協会が立ち上げられた。現在、7つの支部が誕生し、全国で会員数も7700名を超え市民のボランティアによる自然保護活動が全国各地で展開されている。また、本部ではこれまでアメリカ、イギリス、ドイツなど欧米諸国を何度か訪れ、それぞれの国を代表する自然保護団体などと交流を重ねており、日本の自然を守っていく真のすばらしい団体と高く評価されている。

年3月、奥山トラスト部門を独立させ、特定非営利活動法人奥山保全トラストを立ち上げた。英国のナショナルトラストを参考にして、日本文明を支えてきた貴重な日本の奥山天然林を大規模に買い取り、奥山水源域としてそこに住む動物ごとまるまる国に代わって永久保存していこうと考えている。これまでの主なトラスト実績は、8月現在、兵庫県の宍栗市天然林100ha、富山県700ha。富山県の巨木の天然林は、周りの国有林、県有林を併せると5,000haとなり富山県のツキノワグマの保全に大きく寄与するものと考えられている。石川県でも候補地が2,3カ所あがっており、小松市で山を手放してもいいという方もおられるので視察してきた(現場スライド写真)。理想は石川県でも天然林をトラストしたいのだが、手入れのされなくなった人工林を広葉樹に転換していくことや植樹用のドングリの苗を育てる土地としての購入も考えている。

に植えすぎてしまった杉、ヒノキを伐採しその跡地に実のなる広葉樹を植林していく活動も兵庫県本部を中心に10年目になっている。兵庫県ではついに行政を動かすことに成功し、行政による広葉樹林復元が始まることになった。北陸ではお隣の富山県支部が杉の伐採跡地に実のなる広葉樹の植樹活動ということで、去年から活動が始められている。今年6月3日には第2回目の植樹が行われた(現場スライド写真)。今回の富山県支部の植樹では杉の枝を植樹した苗の根本に集めて下草が生えないようにとの工夫で、実験的要素も兼ねて植樹活動をしている。今後石川でも熊森の考えに賛同してくださる山の持ち主や山麓の町の方々と一緒にこの様な活動をしていきたい。野生動物との住み分けに関して熊森協会としては一にも二にも奥山に人間の手の入らない豊かな自然が残されていて四季を通して野生動物達の食料が十分にありかつ安心安全な場所が保証されているという基本的なことがなければ不可能であると考え奥地の保全・復元に力を入れている。

  • (丸山コーディネーター)

は、白山市で初めて鳥獣害対策の専門員という形で、ニホンザルとかイノシシの被害防止のため、実際に現場で活躍している中田専門員に経験談、よろしくお願いしたい。

  • (中田パネラー)

は普段、サルとかイノシシの対策の情報を提供したり、サルの動向調査をしたり、被害の情報収集などをしている。今日ここでは白山麓の状況を紹介したい。白山麓と聞いて、被害と聞いたらサルを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近はそれに加えてイノシシの被害が増えてきた。

民の方がどんな対策をしているのかというと主に4つある。1つは動物が隠れる場所をなくすこと。もう1つは集落中に引きつけるものをなくす。そして、あと物理的に侵入を、農作物の被害がないように柵を作る。そして最後に個体数調整という4つの対策を行っている。では4つの対策を誰がするのか。4番目の捕獲は行政を通じて猟友会に、後3つは被害を受けている人がする。白山麓は高齢化が進んでおり、被害を受けている人はおじいさん、おばあさんが多いわけです。

を作るというのは大変な作業で、私も専門員として手助ったりするが、ちょっとした隙間を動物たちは見つけて入ってくる。それを無くすため地面とネットの隙間を無くす、ネットとネットの継ぎ目をなくす作業をするわけです。1つの例がありまして、80歳のおばあちゃんがいます。その人は対策に熱心で柵を1日がかりで作り、畑の周りの草を刈りました。朝4時半に畑に来て見張りをしてサルが来たら花火で追い払うということもやっていたわけです。ある時おばあちゃんがいないときにやって来たわけです。白山麓のサルは悪ザルで、ネットを食い破られ、トウモロコシを100本やられたわけです。子供に上げたいという思いで作ったトウモロコシを取られてしまった。これは特殊な例ではなくて白山麓ではよくある話で、そういう風にがんばっているけど取られてしまう。

獲をしてもらおうとして猟友会の人に来てもらう。だけど猟友会の人は数が減っているし、また来た人もおじいちゃん達。サルは撃つのが難しいんですね。すばしっこくて、思うように捕獲できないし、捕獲技術も確立していない、というわけで捕獲もできない。高齢化、人がいない過疎化が進んだ中山間の地域というのはこのような状況です。人が減ったことで動物に対抗する力が減ってしまった。農業というのは地域をまとめる役割があったんですけれど、農業が衰退していって地域のまとまりも減っていった。それでこんな状況になってしまった。

い話ばかりしたが光りがないわけではない。人がいないから動物に対抗する力がなくなってこんな状況になったので、昨年、街の人に呼びかけて山で成っている取りきれないカキの実を取って下さいということで募集した。なんと51人の方が来て山のカキの実を取ってくださった。その人達は別に鳥獣害対策で来たわけではなくカキが欲しかった、そういう理由ですけど、そういう理由でかまわない、来てもらって何のために来てもらったかという状況を知ってもらえばいい。草を刈るにも人がいりますが人が少ないので牛の力を借りるというような、山で足りない力を街の人に来てもらい助けてもらったり、家畜を使って助けてもらったり、そういうことをしながら、そんなアイディアを出しながら今動物たちに対抗する力を、アイデアを実施しているところである。こういうことがもっと広がっていけばいいと思っている。

  • (丸山コーディネーター)

体験に基づいた生々しい若い人の本当の体験に耳を傾ける人も多かったと思う。

れで、今の石川県内の具体的なお話をお聞き頂いたが、羽澄さんから、石川県でも参考になるなという全国での事例をお話をいただきたいと思う。

  • (羽澄パネラー)

の経験からすると、どの県もまだモデル的な段階を抜け切れていない。先進的な県では、滋賀県とか奈良県とか島根県とか岐阜の○○とかいった町とか。最初はサルの被害対策が先行していたと思う。最近はイノシシの被害対策で、林業試験場の方であったり農業試験場の方であったり、町の担当であったり、いろんな方が、今の中田さんのようなことをされていますが、その方が移動されるとそれで尻切れとんぼになる。あるいは中田さんのようにフリーの立場で、非常勤で、期間付きの雇用をされる、その人がある期限がきたら(人事)異動を余儀なくされる。そういうことで、事業が尻切れとんぼになっていく、そのような話はいろんな県でちらほら聞いている。

の放牧についても成功事例としていくつか上がってくるんですけど、それが安定していて、定着していって、しかも体制として恒常的にいい形で動きだしている事例は、私としては把握仕切れていない。それは根本的に今の日本の経済情勢の中で、行政側の予算の仕組みが非常に混沌としていることがあって、安定して雇用していこうというふうに繋がっていけていないということがある。もう1つは被害対策などでフェンスなど補助を出して作ったりするような過程で中山間地域の高齢者の細々とやっている農耕地に対して、まともに補助を出して防いでいこうということに投資する体力というか余力が行政側にないのでは。それは、地域としてどういう方向性を目指す、そのためには鳥獣害対策には必要な人を張り付けるといった、そういう仕掛にまだたどり着いていない。被害対策のために何をしたらいいかということに関してはほぼ回答は出そろっている。追い払いをしたらいい、牛を放ったらいい、いろんな案はもう出そろっていて、ようはそれを安定的に、恒常的にその地域で展開するための仕掛が、今はまだないというところだと思う。細かいノウハウは地元地元で工夫しなければいけない面もあると思うが、そのへんのちょっとした工夫をする技術者というのは行政サイドあるいは民間でもいいが、一人、必要だと思う。その人が安定してそこに張り付けられる状況が生まれていないところが問題だと思う。石川の状況はいろんな県でも同じ状況なんですけれども、それを一歩一歩と超えるだけの段階になっていないと思う。

  • (丸山コーディネーター)

上でパネラーの皆さんから意見を頂いた。
ここらでパネラー同士の意見交換を考えていたが、時間も大分おしているので、特に言い残されたことがあればパネラーの方お願いしたい。

  • (中田パネラー)

ルの話ばかりしてきたので、クマの話をさせていただきたいと思う。クマと聞いてどんなイメージを持たれるか、どんな単語が出てくるか。たぶん怖いとかクマのプーさんだとかそんなふうなことを思い浮かべると思う。同じことを山の人に聞いたときに、怖いという人がほとんどだった。怖い、けれども普通にいる。そして、猟師と肉という言葉を一番はじめに言う人も結構いた。この言葉はすごく意味が深いと思う。山の人たちがクマの肉を食べたり、利用したりすることで、今まで生きてきた。そういう文化があるから、そういう言葉が一番はじめに出てくるのかなと思った。今、住み分けをしてクマたちと一緒に生きようじゃないかということを話してきたが、そういう生き方もある。クマを利用しながら一緒に生きる生き方もある。山はそういう文化だったんだなと思った。今猟師が減ってくる中で、それを広げていくことは無理な話かもしれないですけど、動物を利用しながら、生きるとうい生き方もあるんだということを知っておくのは無意味なことではない。私は皆さんに山にきてもらってカキもぎだとか、草刈りなどを手伝ってもらいたいなと思っていたが、来たときに、そういうことをするだけじゃなくて、山の人っていうのは動物と本当に接したところで、生きてきたわけです。山に来て、山の人が動物と生きてきた文化だとか考え方だとか、そういうことも一緒に学んで帰っていただければなと思っている。

  • (丸山コーディネーター)

村先生、今、小松市と白山市でおこなわれている県のモデル事業のことにも触れてご意見頂けるとありがたいのですけれども。

  • (中村パネラー)

ず私、最近常々よく思うのは、大阪、東京で里山活動が非常に盛ん。新聞とかいろんなメディアで、里山活動が日本で盛り上がっているとよく言われている。話を聞いていると、石川県とは全然無関係なところで盛り上がっている。それで、石川県だけでなく、過疎地とか高齢化の問題のあるとこは全国の大都会のとこ以外は全部そうだと思うんですけど、皆さんあまり念頭になくてですね、石川県では過疎はどうなんですかと、軽く聞かれる。それでよく最近言うのは、石川県の特に能登を例にとって東京と同じ面積なんですよと、だけど人口は20万人しかいないんです、という話をすると、とたんにみんなエーというふうになる。後もう何十年かすると10万人になっていくとも言われてます。非常に深刻である。そのことは石川県の中でも同じ。金沢という場所と、能登、加賀、白山麓とかで危機感の持ち方が違うし、現実感も違うと思う。私は東京とか大阪へ行って話しを聞いていると本当に腹の立つことがよくある。同じことが石川県でもある。是非、中田さんが先ほどおっしゃていたように白山麓へ出て行って、何か危機感、使命感だけじゃなくて、いろんなことを一緒にやってみることが大事だと思う。

デル地区の話も、自然保護課の話を聞いているとモデル地区を作るのに大変苦労をされている。このモデル地区が広がっていかないと次に続かない。広がるために何をすればいいか、それは町のひと、たくさんいる町のひとができること、応援にいくということ。モデル地区が単なるモデルにおわらずに広がっていって、いろんな失敗も含めて、やりながら段々よくなるように是非応援したいと思う。町の方々も、楽しむのも非常に大事だけれども、同時に、行くときはこういうスローガンを掲げていっしょに何かやる、みんなで一緒に応援にいく、そういくことができればなと思う。

  • (丸山コーディネーター)

生動物の保護は、非常に大事なことですから、絶滅は具合が悪いわけですけれども、共に暮らしながらトラブルがないことも、これまた大変なこと、大事なことです。その住み分けと言いますか、人間と野生動物が、両立するような、共生ですね、そんなことができるような仕組みをこれから考えていく。理屈はある程度わかっているのですけれど具体的にそれを支える社会の仕組みがまだ十分できていない。社会の仕組みとういうのは一つの仕組みを動かせばほかの仕組みも全部動いてくるわけでこれは1つのシステムですから、1つの仕組みだけをいじることは不可能だと私は思っている。そういう意味でこのクマとかイノシシの問題というのは、少し大げさに言えば国土保全の問題だと思う。国土の保全がうまくいっていない。だから、特定の人たちが特定のところで特定の活動をしていただけでは十分ではなくて、国全体として、国の命運をかけてやるくらいの大きな仕事だと思う。過日、過疎化のマップを見たら、日本の半分くらいが過疎地域。北海道なんかは真っ黒け。能登も真っ黒け。これはえらいことだと思った。ここ5年、10年も経ちますと集落も消えてなくなる可能性もありますしね、そんなことを考えてやらなければならないと思う。それからだれがこういう研究をするかというと、私どももちろん責任はあるんですけれども、各県の試験研究機関なんかも、どうしてもペーパー主義になりまして、個別技術はどんどん行うが総合的な対策というのは、かなり欠けているんじゃないかと私自身思っている。試験場なんかもがんばっていただきたいなと思う。

れから地域の方と行政、団体、そういう方が協力をして、意欲をもって具体的な行動を起こしていくことが大切。具体的な行動を伴わないでは、こういうことはなかなか解決しない。どうか一つよろしくお願いしたい。今後、知恵を集めて広く議論をし、行動を伴ってやっていかなかればならない。

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