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更新日:2010年9月28日

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4.地すべり対策事業

県の地すべりは能登半島に多く分布しており、明治以前から地すべり活動がみられ、人家や耕地等に数多くの被害が発生しています。棚田は、古くからの地すべり活動によって乱れた地形に多く見られます。


輪島市白米町


惣領(そうりょう)地すべり 〔輪島市〕

領地区では、防衛庁通信施設への出入り道路の建設時に地すべり活動が著しくなったため、昭和38年度から防衛庁(現:防衛省)の補助事業として毎年対策工事を行っています。 


惣領地すべり全景

集水井工

水路工


深見(ふかみ)地すべり 〔輪島市〕

見地すべりは日本海へ向けて活動しており、すべり面は地下25~30mと深く、その末端は海底下10mまで及ぶ特異な地すべりです。地すべり対策は、昭和34年度から着手し、地上ボーリング工、集水井工並びに排水トンネル工等の地下水排除工を進めています。

深見地すべり全景

排水トンネル工

重要交通網を保全対象とする地すべり対策事業

九折(つづらおり)地すべり 〔津幡町〕

折地区は国道8号およびJR北陸本線の倶利伽羅トンネル坑口に位置しており、経済・流通基盤の安全を確保するため、重点的に事業を実施しています。


九折地すべり全景
(左方の道路は国道8号であり、その右に見えるトンネル2つがJR北陸本線)

特定地下水関運地すべり対策事業

赤崎(あかさき)地すべり 〔輪島市〕

すべり対策工事により排出される地下水を、小学校や地域の飲料水として有効に利用し、地すべり災害の未然防止ならびに地域社会の活性化を支援します。


地すべり頭部より下方を臨む

供給施設


特定地下水経路


西俣小学校

自然休暇村センター

地すべり災害とその対策

久田(きゅうでん)地すべり 〔柳田村〕

成5年2月7日の能登半島沖地震(M6.6、震度5)により、柳田村久田地内で大規模な地すべりが発生しました。地すべりの規模は長さ130m、幅70m、移動土砂量は約68000立方メートルと推定されました。

地すべり発生直後の状況

対策工事施工後
(頭部切土法枠工、集水井工、アンカー工)

 

福水(ふくみず)地すべり 〔羽咋市〕

成17年4月1日午後9時過ぎ、羽咋市福水町で大規模な地すべりが発生しました。この地すべりにより送電線鉄塔が倒壊し、能登地方で約11万世帯が停電しました。


被災状況(平成17年4月1日発生、航空写真撮影)

斜面崩壊状況

倒壊した鉄塔

 

対策工実施状況(平成22年8月22日撮影)

堰堤(えんてい)の設置状況

鹿磯(かいそ)地すべり 〔輪島市〕

成19年3月25日の能登半島地震(M6.9、震度6強)により、輪島市内では大規模な地すべりが多数発生しました。

成19年度はこの地震災害により6件の災害関連緊急地すべり対策事業を実施しました。

鹿磯地区では、斜面上部にある神社の参道に開口亀裂や約60cm段差が発生しました。

 

鹿磯地すべり  対策工

地震発生当時の斜面上部の状況

お問い合わせ

所属課:土木部砂防課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1751

ファクス番号:076-225-1752

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