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更新日:2022年6月1日

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絵図一覧注釈

注釈

  1. この絵図目録は、約550点以上残存すると目される金沢城絵図のうち、城の全域を描いた絵図約200点を対象に行った平成14年度絵図等の基礎的調査にもとづいてまとめたものである。
  2. この目録の最初に掲げた整理番号は、平成3年3月刊『金沢御堂・金沢城調査報告書I(金沢城史料編)』(石川県教育委員会)に収録する「金沢城絵図目録」の整理番号であり、同書の絵図目録に掲載されていない絵図には(新)と注記した。整理番号につづき、標題・所蔵管理機関等(文庫名・旧蔵者等)・描写時期・分類等、の順に基本情報を記載した。
  3. この目録では、金沢城全域絵図の一枚を一件とみて、描かれた内容により、
    • I、初期金沢城図
    • II、寛永期以後の全域絵図
    • III、明治以後の全域絵図
      の三つの時期に分けて表示したが、このほかに10枚1組あるいは4枚1組というように数枚セットで金沢城全域を描いた組図も多数あるので、これらは別にIV、組図になった全域絵図と区別した。これらは部分図が集成されたものだが、整理番号・組図総称(枚数)・所蔵者(文庫名)・描写時期・備考、の順に基本情報を示し、組図のなかに含まれる全域絵図については、上記のI・II・IIIの一枚絵図目録のなかで重ねて取り上げた。
  4.  所蔵・管理機関等は該当絵図を保管または所有する機関名であり、絵図の伝来を知るに必要な情報として文庫名や旧蔵者名なども表示した。分類等では、次のような略称を用いて各絵図の作成目的や特徴を表示し、適宜参考となる事項を注記した。

寛永大火以後の金沢城図の描写時期で、「宝暦以前・以後」とあるのは、宝暦大火以前の姿と以後の姿が合わせて描かれていることを示す。

本表では、「金沢城研究」創刊号掲載時の表に修正を加えて掲載しております(H15.10)。

凡例

分類欄に示した略号の意味は下記のとおりである。

  • (幕)…幕府に提出した公用図。(1)幕命により提出した城絵図と(2)普請許可を願い出たときの添図または願出図などに区分される。
  • (藩)…藩用図。藩が独自に目的に応じて関係役所や奉行等に作成させたもの。描き方により(1)御殿・役所のほか土蔵・長屋等の建物平面図を入れた色分け図、(2)石垣・櫓・堀等で城内各部を区分した図、(3)火災・地震等の被災状況を詳細に記した図、などに分類できる。
  • (縄)…堀・石垣を黒太実線で表わし城の縄張りが一目でわかるようにした縄張図。黒太実線を使わなくても同系統のものはここに分類した。多くは兵学者が城郭構造や城主・来歴を考証したなかで作成された絵図であり、関係者のなかで数多く転写されている。初期金沢城図も基本的にこのタイプに属するが、Iにまとめ、「主図合結記」系と甲州流軍学者有沢永貞作成図に区分した。
  • (民)…民間流布の絵図であるが、幕用図・藩用図や縄張図などを参考に鳥瞰図ふうに書き直したものなどが庶民社会に広まった。ただし、単なる幕用図・藩用図・縄張図の写はここに入れず、藩と関係なく、独自に加工された絵図と判断されたもののみをここに分類した。
  • (他)…以上のどれにも分類できなかった絵図。

 

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お問い合わせ

所属課:教育委員会金沢城調査研究所 

石川県金沢市尾山町10-5

電話番号:076-223-9696

ファクス番号:076-223-9697

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