こども向け県庁ガイド「石川県の産業」

農業（のうぎょう）

石川県は全国の中でもおいしい米が生産される産地で、「コシヒカリ」や「ゆめみづほ」および「ひゃくまん穀（ごく）」が主な品種です。野菜では、すいか、大根、さつまいも、トマト。果物（くだもの）では、なし、ぶどう。花きでは、小菊が主なものです。 畜産（ちくさん）物では、牛肉や豚肉のほか、牛乳や卵も生産されています。

 

水産業（すいさんぎょう）

長い海岸線をもつ石川県は、対馬暖流（つしまだんりゅう）などの影響（えいきょう）で、漁場にめぐまれています。 県内には69の漁港があり、底びき網、定置網（ていちあみ）など、たくさんの漁の方法があります。 スルメイカ、ブリ類、カニ類、エビ類が主なものです。

林業（りんぎょう）

石川県は、県土面積の7割にあたる約29万ha（ヘクタール）が森林で、スギやアテなど木材を生産する林業が行われています。生産された木材は加工され、住宅や家具、紙などに使われます。また、生しいたけや、なめこ、えのきなどのきのこ類の生産も行われています。

 

工業（こうぎょう）

石川県の主な工業は、機械・繊維（せんい）・食料品製造で、全体の約8割を占（し）めています。機械では、ブルドーザーなどの建設機械、液晶（えきしょう）、電子計算機部品、食料品では菓子や清酒、そのほかにも漆器（しっき）や箔押（はくお）し、陶磁器（とうじき）など全国的にも有名な工業がたくさんあります。

 

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