更新日:2011年1月18日
県政テーマ通信「白山スーパー林道について」結果
調査目的
「白山スーパー林道」の今後の施設の充実、サービスの向上、PRの推進、その他関連する取り組みによって、国立公園の利用促進、観光の推進、地域経済の活性化などに資するため、アンケートを実施しました。
アンケート結果集計
テーマ:白山スーパー林道について
回答期間:平成22年11月30日(火曜日)~平成22年12月15日(水曜日)
回答者数:97人
1.「白山スーパー林道」を知っていますか

■白山スーパー林道とは・・・
【区 間】昭和52年開通。石川県白山市尾添地内から岐阜県大野郡白川村字鳩ヶ谷地内まで約33.3kmで全て2車線の舗装道路。(有料区間は石川中宮料金所から岐阜馬狩料金所間の約24.5km。約1時間で通り抜けられる。)景観に恵まれていることもあり観光道路としての利用が多く、大型観光バスが行き来している。
春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、そして残雪(冠雪)の白山眺望や大小の滝が流れ落ちる渓谷美とブナ原生林を抱え、さらに、「親谷の湯」の露天風呂など数々の魅力を秘めている。
【供用期間】通常6月1日~11月10日(平成22年は11月14日まで延長)
【供用時間】6月~8月:午前7時~午後6時(出口閉門午後7時)
9月~11月:午前8時~午後5時(出口閉門午後6時)
【通行料金】普通車:片道3,150円(往復割引利用券 4,890円)
軽自動車:片道2,540円(往復割引利用券 4,070円)
二輪車、歩行者:通行禁止
|
2.「白山スーパー林道」を利用したことがありますか

3.(「白山スーパー林道を利用したことがある」方へ)何回通行したことがありますか
4.(「白山スーパー林道を利用したことがある」方へ)「白山スーパー林道」とともに観光などで立ち寄った場所はどこですか(複数選択可)
(その他の内容)
5.(「白山スーパー林道を利用したことがある」方へ)「白山スーパー林道」内の施設で、充実してほしい施設は何ですか(複数選択可)
(その他の内容)
- 遊歩道など自然と触れ合える施設
- 自動販売機
- 姥が滝駐車場にトイレ
- 姥が滝までの道の整備
- 露天風呂、温泉
- 自然のままがよい。今のままでよい。
6.(「白山スーパー林道を利用したことがない」方へ)今まで通行していない理由はなんですか(複数選択可)
(その他の内容)
- 目的がなかった。
- 子どもが小さかった。
- 自然環境破壊に繋がる行為に加担したくない。
7.「白山スーパー林道」の魅力は何だと思いますか(複数選択可)
(その他の内容)
8.「白山スーパー林道」の普通車の片道利用料(現在3,150円)は、いくらぐらいが適当だと思われますか
(その他の内容)
- 無料
- 現在のまま
- 現状が黒字なら安く、赤字なら現在のまま
- 観光的価値を高めれば、現在より高くてもよい。
- 安い方がよいが、環境保全を考えるとある程度の額
- 建設費、維持管理費、金利などを考慮し、さらに利用しやすい金額
9.「白山スーパー林道」という名称についてどう思いますか
(その他の内容)
10.旅行を計画する場合、どんな方法で情報を集めますか(複数選択可)
(その他の内容)
11.「プラチナルート 白山周遊キャンペーン」を知っていますか
■「プラチナルート 白山周遊キャンペーン」とは・・・
【プラチナルート】高山や白川郷、金沢など、外国人観光客にも人気の飛騨・北陸地域をめぐるルート。日本三名山にも数えられる白山の象徴である「白」を「プラチナ(白金)」にかけており、特に白山を囲む地域は日本の原風景とも呼べる自然や暮らし、山村文化が今も息づいている。
【キャンペーン期間】平成22年6月1日~11月10日
【キャンペーン内容】・指定の観光施設入場者を対象に、観光情報誌『まっぷるマガジン白山』を抽選でプレゼント。
・「白山スーパー林道」の普通自動車・軽自動車の通行料金が約2割引になる。(7月1日~8月31日)
・白山温泉郷、加賀四温泉(粟津・片山津・山代・山中)、辰口温泉、金沢温泉郷の協賛施設に宿泊すると、「白山スーパー林道」の片道利用が無料に。(7月1日~11月10日)
|
12. その他、「白山スーパー林道」について、ご意見などがありましたらご自由にお書きください。
(開通期間)
- 気候の違いと分かっているが、開通時期、閉鎖時期が岐阜県側と違うのは紛らわしいので、統一できないか。
- 雪は仕方ないと思うが、通行可能時期が短すぎる。
- 5月の連休から開通できれば利用者も増えると思う。
- 夏の間、日の出前から日没過ぎまでに開通時間を長くしてはどうか。
- 夏場の開門を6時半にしてはどうか。
(アクセス)
- スーパー林道までの道路の整備が必要。
- 将来、北陸自動車道へのアクセスが望まれる。
- 関東への通り抜けにもっと便利になれば観光客の利用も増加するのではないか。
- 七尾からは富山からの方が岐阜方面へ行きやすい。
- 能登空港から静岡空港へ本州を横断する観光コースが外国人を対象に売り出されていると聞いたが、富山県を経由するのではなく、能登有料道路からのアクセスを良くし、白山の方を経由しやすくすると利用してもらえるのではないか。
(利用料金)
- 利用料金が安ければ利用も増えると思う。
- 安くなれば年に一回は行きたい。
- 料金を少し下げて、普通車と軽自動車を同額にしてはどうか。
- 通行料を値下げしてください。
- 料金は2,000円程度に下げないとETCで県外に旅行客を取られてしまいかねない。
- 普通車の料金が片道1,000円往復1,500円位だったら気軽に利用できて、もっともっと利用客が増えると思う。
- 通行料金が他の都道府県の有料道路と比べて高いと思うので、行く気持ちにならない。
- 料金が高いので、同額予算を考えると県外へ行く。
- 景色の素晴らしさは知っているが、通行料金が高いので簡単に行こうとはならず、県外の知人が来た時に案内するくらいがちょうどよいように感じる。
- 平日だけでも安く通れるようにするとよい。
- 料金が高いので、シーズンに応じて日曜日に低料金にするなど工夫が必要。
- 排ガス規制の適合による割引を行ってはどうか。
- 県民に、年齢や利用日の特典を設けてはどうか。
- 能登有料道路とセットで料金を考えてくれれば家族と行きたい。
- 通行の半券を持っていくと、白山温泉郷や加賀四温泉、辰口温泉などの立ち寄り湯の入浴料を割り引きにしてはどうか。
- 通行車一台に「うどん又はそば+おにぎり」の食券2枚つけてはどうか。
- 一つの地域の割引だけでなく県全体の観光地での特典にした方がよい。
- 県のホームページから割引券をダウンロードできるようにしてはどうか。
- 積極的に利用する人は既に利用していると思うので、他県との交流を含めて低料金での利用を促進し、閑散とした時期をなくした方がよい。
- 料金所を自動化して人件費を少なくし、その分を安くするとよい。
- 低額で行けるようにし、お土産の売り上げで元を取るのはどうか。
(施設・利便性)
- 三方岩岳の駐車場に売店があるとよい。
- 飲食施設なども地元の特産を使った食べ物などがあるとよいと思う。
- トイレを含め、飲食や展望の施設の一層の充実を図ってほしい。
- 中宮料金所近くにトイレがあったらよい。
- 道の駅のような施設があるとよい。
- 三方岩の登山道を整備すべき。
- 山岳ドライブ道としての休息所が少ない。
- 通行料を半額にすれば利用する車が多くなるが、事故等トラブルが増えることが予想されるので、可能な範囲で休憩施設、駐車場を増やす必要がある。
- 場所的に難しいかもしれないが、駐車場を増やせないか。
- 屋外炊飯の趣味は林道では火気使用不可のためできないので、条件付きでもいいからバーナー炊飯だけでもできる場所を設けてもらえないか。
- コーヒーが飲めて見晴らしの良いスペースはほしいが、あまり観光客集めの施設は作ってほしくない。
- 紅葉の時期がとても渋滞していて止まって見ることが大変で、途中トイレに行きたくてもなくて困った。
- 白山スーパー林道を出た所に宿泊施設を整備してはどうか。
- 交通情報を知らせるシステムがあるとよい。
- 親谷の湯への歩道が急なので、もう少しゆるやかな遊歩道を作ってはどうか。
- 露天風呂に仕切りを設けて半混浴にしてはどうか。
- 露天風呂には行ったことがないので行ってみたい。
- 露天風呂を充実してほしい。
- 残雪は風情があってよいが、泥混じりで積み上がっていると展望も半減するので、除雪の際に一工夫できないか。
(利用促進)
- 石川県側の利用で引き返すことが多いので岐阜県側へも足を伸ばせる気を起こさせるような施策がほしい。
- 奥能登からでは遠すぎて行けないので、お得なツアーなどがあればよい。
- 岐阜側にある五箇山や白川郷・高山のような一級の観光地を石川県側にも設けてPRし、そこへのアクセスを整備して連携することが必要。
- 岐阜県の観光を十二分に利用できるキャンペーンを進めるべき。
- 「プラチナルート白山周遊キャンペーン」のような企画はもっとしてほしいし、このようなキャンペーンはもっと周知してほしい。
- 日帰りなど手軽に林道が利用できて、地元の人がドライブがてら楽しむことができるような企画を行ってほしい。
- 通り抜けしかできないことが頻繁に行かない理由だと思うので、石川県から入って石川県に戻るルートを作ってはどうか。
- 通り抜けだけではあまりリピーターがないと思うので、岐阜県とタイアップして観光化することが先決。
- 通り抜けるための企画がないように思う。
- 小さい時にでかけた記憶はいつまでも残ると思うので、石川県の小中学生の日帰り遠足のコースに是非入れれば、大人になった時に訪れると思う。
- 何度か歩く機会があったが、自動車で通る場合とは比べ物にならないくらい素晴らしかったので、もっとそのような機会を増やしてほしい。
- 植物や動物、昆虫のことなど、特徴のある自然のものに触れられたらよいと思うし、それが無理でも案内があればよい。
- 県外・国外の人にも知ってもらうために、レンタカー割引を行ってはどうか。
- 県民の一人としては年に一度は行きたい。
- 山や自然が好きなので、機会があれば何度でも行きたい。
(宣伝方法)
- もう少しコマーシャルなど知らせる方法を取った方がよい。
- 景観等の美しさをホームページで表現しきれていない。
- 旅番組などですばらしさをアピールし続けて草の根運動を展開してほしい。
- スーパー林道の観光パンフレットがあると思うが、もっと身近にあれば季節ごとに行きたくなるのではないか。
- 七尾からの時間や見所、おいしい食事などのパンフレットがあればよいと思う。
- 県外に進学や就職した時や県外から来た友人に白山スーパー林道を紹介するなど、口コミが大切。
(自然環境・自然景観)
- 白山は県が誇る美しい山であるので、白山スーパー林道も同様に、いつまでも美しい自然環境を保持してほしい。
- 観光も大事だが自然を守ることを一番に考えてほしい。
- 少し通行料が高いと思うが、自然保護を考えると仕方がない。
- あまり安いと自然破壊につながるのかもしれないが、もう少し安くしてほしい。
- 多くの人に訪れてほしいが、取り返しのつかないことにならないように自然の営みに配慮し、手つかずの自然の美しさを保持してもらいたい。
- 自然はこれまで通り保護しながらトイレや展望台、駐車場などの施設を充実させてほしい。
- 施設は自然景観にマッチしたトイレや簡単な飲料施設(自販機)の設置に限定し、自然を最大限の売りにしたものとしてはどうか。
- 人が入ると自然には必ず負荷がかかるので、施設を作ってもトイレや洗剤など自然環境を汚さない取り組みをしてほしい。
- 自然の保全と観光を両立させるのは難しいし、混んでいるのも嫌だ。
- 自然の中に車がたくさん入ることにずっと疑問を感じながら自分も車で紅葉を楽しんでいる。
- 電気バスなど立山アルプスのように環境を重視した施策を行ってはどうか。
- 道路を美しく、案内板を詳しくしていただければ、あとは美しい大自然が全てをおぎなってくれると思う。
- 自然の四季の変化は人の心を豊かにする観光資源だと思うので、多くの人を受け入れてほしい。
- 遠方なのでめったに行かないが空気のすがすがしさや風景の美しさにあこがれる。
(名称、その他)
- 幻想的でインパクトのある名称に変更してはどうか。
- 既に観光道路として親しまれているので、観光の振興の目的も含めて名称の変更を行った方がよい。
- 乗用車が増えて品格がなくなるのは困る。
- 石川県側から入る車の数の方が富山・岐阜県側から入る車の数より圧倒的に多いように思う。
- なぜか岐阜県側が興味を持っていない物足りなさがいつも感じられる。
- 一里野などの宿泊施設にも、お風呂がとても良質なので、たくさんのお客が来てくれるとうれしい。
- 県内で原発事故が起きた時、白山スーパー林道を閉鎖して他県に迷惑がかからないようにすると聞いたことがあるので、原発の管理をしっかりして、みんなが安心して使えるようにしてほしい。