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更新日:2020年1月28日

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排出量・移動量の算出

化学物質の排出・移動量の算出について

PRTR法の対象事業者は、要件を満たす事業所ごとに当該年度における把握対象となる第一種指定化学物質の排出量・移動量を算出する必要があります。

排出量・移動量の算出の基本的考え方

出量、移動量の算出については以下の図のような考え方で行います。

図4  排出量・移動量の算出の概念

排出ポイントについて

排出先 届出別項目 排出ポイント 代表例
大気 大気への排出 排気口・煙突 反応器、貯蔵タンク、焼却炉等
上記以外 蒸発、揮発、バルブ等からの漏れ等
水域 水域への排出 排水口 工程排水、排水処理装置等
下水道への移動 下水管 下水管との接続箇所
土壌 当該事業所における土壌への排出 配管等 容器等からの漏出、排水の地下浸透
廃棄物 当該事業所における埋立処分 同一事業所内の埋立地 廃棄物全般
当該事業所の外への移動 外部業者への処分委託

廃棄物全般

(リサイクル業者への売却分については除く)

算出方法について

各個別ポイントからの化学物質の排出量・移動量を算出をするには、基本的に以下の4つの方法があります。

  1. 物質収支による方法
    位工程中における対象物質の取扱量から製造品としての搬出量および以下の2~4に示す方法により算出した他の媒体への排出・移動量を差し引いて求める方法です。
  2. 実測による方法
    際に排出口(煙突・排水口等)における実測濃度と排出量を掛け合わせて求める方法です。
  3. 排出係数による方法
    象物質取扱量に排出係数(取扱量と排出量の比)を掛け合わせて求める方法です。
  4. 物性値を用いた計算による方法
    象物質のもつ物性値から濃度を推測し、排出量を掛け合わせて求める方法です。

しくはPRTR法排出量算出マニュアル(http://www2.env.go.jp/chemi/prtr/prtr/index.html(外部リンク))または(https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/prtr/PRTRmunyuaru.html(外部リンク)などをご参考下さい。
また、排出量算出システムのホームページ(http://www.nite.go.jp/chem/prtr/calc.html(外部リンク))などもご活用下さい。

 

お問い合わせ

所属課:生活環境部環境政策課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1463

ファクス番号:076-225-1466

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