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更新日:2020年11月19日

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ほんながや通信(第13号)平成21年7月14日

管内は県内でも随一の酒米産地であり、「五百万石」や「北陸12号」という品種が、昼夜の寒暖差が大きい白山麓の鳥越、河内地区、そして肥沃な土壌の鶴来、山島地区等で栽培されています。また昨年は県独自開発の「石川門」が新たに栽培され芳醇な味が好評であったことから、今年は10社増え県内16の酒造会社でこの酒米を使い、味を競うこととなりました。

れを受け当管内でも約6倍の面積に拡大し「石川門」が栽培されており、大吟醸(精米歩合50%以下)や吟醸(同60%以下)、あらばしり(酒を搾る時、圧力をかける前にふな口から最初に流れ出してくる新酒)やひやおろし(初秋に生詰される清酒。約半年熟成され旨みののった酒)等、多くの方に多種多様に楽しめ、酒好きには喉が鳴る話です。

づくりに必要な麹、掛け米、伏流水そして杜氏に至るまで地元にこだわった地酒を地元県民の皆様もご賞味あれ!(地酒地賞?)

【第13号の話題】

  • 汗を流し身も心も爽やか
  • 甘みと酸味の絶妙なバランス「旬のトマト」をどうぞ
  • 酒米新品種「石川門」の生育順調
  • 農作物の安全安心を徹底確保
  • ホタルの棲みごこちはOK?
  • 第9回手取川七ヶ用水ウォークラリーの参加募集開始
  • 今年もわく・ワーク体験学習で中学生が来所
  • 【うまいもん  みぃ~っけ】コーナー
    NO.4  ステキな香りとおいしいスイーツに癒されて

平成21年7月14日

石川農林総合事務所長  中川哲夫

汗を流し身も心も爽やか

7月4日(土曜日)、県民の水がめとなっている手取川ダム上流域の白山市白峰西山地区で、手取川の「水」に恩恵を受けている石川平野排水対策促進協議会をはじめ、手取川漁協、JA松任青年部、かが森林組合などの農林漁業関係者やボランティア団体併せて9団体と農林倶楽部を含め総勢74名がブナ林の下草刈りを行いました。

日は、前夜の雨も上がり草刈り日和の中、参加者一同爽やかな汗を流しました。

地区のブナ林は、手取川にきれいで豊富な水を供給できることを願い、平成12年に1500本の幼木が植えられたところであり、背丈を超える雑草で成長が阻害されないよう、例年この時期にイベントを行っています。

年は節目の10年目であり多くの方々の参加を待っています。
ブナ林の下草刈りに集まった参加者

早朝から集まっていただいた方々

作業中(Aブロック)

手鎌、長鎌、草刈り機を手にセッセと作業中(Aブロック)

農林倶楽部会員(Bブロック)

日頃の運動不足を解消、汗を流す農林倶楽部会員(Bブロック)

刈作業中(Cブロック)

幼木を傷つけない様に丁寧に草刈作業中(Cブロック)

石川平野排水対策促進協議会とは?

係2市2町(白山市、金沢市、野々市町、川北町)及び関係7土地改良区(松任、美川、鶴来、野々市町、川北町、安原地区、手取川七ヶ用水)を会員として、石川平野における排水対策等の推進に関する協議調整等を目的としている。

甘みと酸味の絶妙なバランス「旬のトマト」をどうぞ

山市の野菜の売上げNO1である「トマト」は、今が旬の真っ盛り!

朝から出荷されたトマトの選別、箱詰作業に追われています。その後金沢や大阪の市場に運ばれ、翌日には新鮮な「石川トマト」としてスーパーの店頭に並びます。

る6月20日には今年から「石川トマトの日」と銘打って、管内の生産者だけでなく、市、県職員らも協力して、県内10店舗でトマトの試食販売を実施しました。店頭に立った生産者らは「私が作った美味しいトマトを食べてみて。皮のピンとはった艶のあるものを選んで下さいね。」など買い物客にアドバイスしていました。

なみにトマトの赤色の色素である「リコピン」は、ニンジンの色素である「βカロテン」の倍以上の抗酸化能(活性酸素を除去する効能)があり、ヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなれば医者が青くなる」といわれるのもうなずけます。

はサラダに、冬はパスタやカレーにと、シチュエーションに応じて、どんどんトマトを食べましょう!

白山市内のスーパーにて

これが一番美味しそうかしら?(白山市内のスーパーにて)

トマト

1箱(約2kg)498~598円とお買い得!

酒米新品種「石川門」の生育順調  ~適正な穂肥施用で高品質をねらえ~

格作付け2年目を迎えた酒米新品種「石川門」は、当管内の栽培面積が昨年の2.3haから13.2haへと大幅に増えて、県内栽培面積の8割を占め、このうち5.1haは、より高品質を目指し、5月下旬から6月上旬にかけて移植する晩植栽培を行っています。

る7月3日には、生産農家を始め、JA、県の関係機関のほか、県酒造組合連合会や県内の酒造メーカー等30名が集まり、「石川門」栽培現地研修会が開催されました。

修会では、農業総合研究センターの試験圃場のほか、金沢市及び白山市の農家圃場を巡回して、生育状況の確認や穂肥等、今後の栽培管理について検討するとともに、酒米として求められる品質等について意見交換しました。

在「石川門」の生育は順調で、今月下旬から出穂を迎える見込みであり、当事務所農業振興部では、今後も生育に応じた穂肥施用、登熟期の通水、適期収穫等の指導を行って、高品質酒米の生産を目指します。

現地晩植栽培圃場(白山市)

現地晩植栽培圃場(白山市)の生育状況

現地圃場(白山市)の説明

荒川担当課長から現地圃場(白山市)の説明

農作物の安全安心を徹底確保

成14年に一部の業者が未登録の農薬の輸入・販売により消費者の国産農産物への信頼を損ねた事態を踏まえて農薬取締法が改正され、これ以降、県では農薬を取り扱っている業者に対し、登録農薬が適正に管理・販売されているかどうかについて毎年6月から7月にかけて巡回指導検査を実施しています。

回指導検査では、

  1. 届け出事項に変更がないか
  2. 毒劇物が施錠管理されているか
  3. 農薬とその他資材と区別されているか
  4. 帳簿管理方法や在庫量との整合性があるか
  5. 有効期限切れの農薬がないか(違反ではないが販売しないよう指導している)

、細かく聞き取り記録します。

た、昨年の調査では、有効期限切れ農薬の販売や農薬登録のない除草剤が農薬登録のある除草剤と混在して販売されるケースが見られており、これらも改善されたかについて合わせて確認し、安全な栽培管理につながるよう当事務所職員も鋭意巡回中です。

登録農薬の有効期限等を確認中

平成14年改正農薬取締法とは?

林水産省ホームページ「農薬取締法の14年改正の概要」をご覧下さい。

ホタルの棲みごこちはOK?

山市上野、釜清水町周辺では平成14年から平成18年にかけて県営ほ場整備事業を実施し自然環境との調和を図るため、平成15年度に排水路の一部区間をホタルの保全区域として石積み水路を施工しています。ここ一、二年ホタルの乱舞する光景が復活し住民を喜ばせていますが、整備後6年目となる今年6月25日にこの水路が環境配慮型水路として機能しているかどうか確認するため生き物調査が行われました。

調査の結果、エサとなるカワニナ、その他ドジョウや、ヨコエビといった生き物も確認され、ホタルの棲息環境としては申し分ないものでした。

調査に協力いただいた地域住民の方から「これからもこの環境を守っていきたい」「子供達に受け継いでいきたい」といったコメントがあり、また、本地域で実施中の「農地・水・環境保全向上対策事業」により周辺環境の整備(草刈り)等も行われており、地域に根付いた自然環境保全活動として定着していくものと期待されます。

調査前の参加者

調査前、入念に打合せを行う参加者

調査風景

ゲンジボタルの幼虫

カワニナ

ヨコエビ

ドジョウ

第9回手取川七ヶ用水ウォークラリーの参加募集開始

成12年度より実施してきた手取川七ヶ用水ウオークラリーも今年で9回目を迎えました。今回は主会場を白山市のソフトリサーチパーク付近に設定しており、主催の手取川右岸地域用水対策協議会は多くの参加者を募っています。ソフトリサーチパーク内の八束穂公園(やつかほこうえん)をスタート&ゴールとして山島用水沿いを巡る約6kmのコースを散策し、普段何気なく見ている用水について新たな発見や、私たちの町に流れている用水について防火用水等の多面的な機能があることを再認識してもらおうと、クイズの内容に頭をひねる等スタッフ一同意気込んでいます。参加募集については8月10日(月曜日)まで受け付けていますが、定員300人に達し次第受付を終了しますので、お早めに下記をクリックして下さい!!

手取川右岸地域用水対策協議会とは?

取川七ヶ用水の持つ地域用水機能の向上を図り、安定した生活環境と潤いのある水辺空間の創出と、地域用水の機能を維持増進するための活動組織で、県、白山市、野々市町、川北町、水土里ネットいしかわ、手取川七ヶ用水土地改良区、松任土地改良区、野々市町土地改良区、川北町土地改良区、石川県立大学の10団体で構成されている。

八束穂公園

今年の主会場である八束穂公園

昨年度開催状況

↓↓申し込みは↓↓

 手取川七ヶ用水土地改良区ホームページ(外部リンク)

今年もわく・ワーク体験学習で中学生が来所

7月7日から9日の3日間にかけて、白山市立北辰中学校2年生の3名が森林部へ「わく・ワーク体験学習(職場体験学習)」のため訪れました。

雨の暑い中、野外でのブナ林の除伐作業、海岸松林での松くい虫被害調査など森林の管理方法をはじめ、かが森林組合製材工場の見学、ナメコ生産施設での収穫などの体験に真剣に取り組みました。

徒達は体験を通じ、森林の大切さや働き、森林からの恵みである「木材、きのこ」の生産過程に興味を持ってくれたようで、最終日には、「木を切った後は、日光が差し込んで山も喜んでいるようだ。」「こんな小さな虫が松を枯らしているなんて知らんかった。」など体験を通じ森林のメカニズムを再認識したようで、将来を考える上で一助となれば事務所としてもありがたいです。

除伐作業中

二人で力を合わせブナ林の除伐作業中

「松くい虫」を捜索中

慣れない鉈(なた)を使って松枯れの犯人「松くい虫」を捜索中

製材過程を見学

かが森林組合那谷工場で製材過程を見学

収穫ナメコのパック詰

収穫ナメコのパック詰を体験

「わく・ワーク体験学習」とは?

川県教育委員会が「地域と共にわく・ワーク体験事業」の一環として実施している。県下の中学校2年生が地域の協力のもとで、職場体験やボランティア活動などの体験活動を通し、将来の生き方を考え自分の可能性を探ることを目的として、4月から12月の間に連続した3日間で行われている。

うまいもん みぃ~っけコーナー

NO.4  ステキな香りとおいしいスイーツに癒されて

ゴイ雨が降ったかと思えば、急に30℃を超える暑さとなり、夏到来を予感させる気候が続いています。

う、暑くて、何も手に付かない!身体がついていかない!!そんな悲鳴が出る前に、ふらりと「宮子花園(みやしかえん)」を訪れてみませんか?

グハウス調の店舗が目印の花屋さんは白山市横江町にあり、シクラメンや花苗の生産・販売店として有名ですが、併設された喫茶コーナーでは、約40種類のハーブをブレンドしたハーブティも味わうことが出来ます。

板娘の雅衣さんは「ストレス社会の中、花とハーブで心を癒して下さいね」とお店のモットーを語ってくれました。

売されている商品のネーミングも、なかなか愉快なものが多くて「スヤスヤ夢見心地」「気分爽快」「スリムサポーツ」などなど・・

れたあなたにピッタリのハーブティが見つかるかも!ハーブティは手づくりクッキーがついて450円。日頃のストレス解消にいかが?

宮子花園(みやしかえん)

喫茶コーナー担当の雅衣さんが自らブレンド

ハーブティ&クッキー

色とりどりにラッピングされたハーブティ&クッキー

  • ハーブティ小袋(3~4杯分)100円
    (9種類ほどあります)
  • 手作りクッキー60g入り      210円
    (7種類ほどあります)

ネット販売もあります  ホームページ

http://www.miyashikaen.com/(外部リンク)  まで!

クッキー

クッキーの一番人気は「木いちご」

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部石川農林総合事務所 

石川県白山市馬場2-113

電話番号:076-276-0528

ファクス番号:076-276-2745

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