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洋画家高光一也(1907〜1986)没後30年に際し、当館所蔵品を中心に回顧展を開催します。
昭和期の石川洋画壇を牽引した高光氏の画業は、郷土を離れず常に金沢にあって後進の指標となり、大輪の花を咲かせたものでした。氏は画家であると同時に真宗大谷派の僧侶であり、生きる喜びを説くように、「明るく、健康な絵」をモットーに、輝かしい女性像を描き続けました。
写実を根幹としますが、時代のモードを鋭敏に取りいれて画業は多彩な展開を見せています。とらわれない融通無碍の心が、一つのスタイルに固執することなく、ほぼ十年を一区切りに新たな作風を築き上げていったのでしょう。
本特集では各時代の代表作とともに、近年収蔵した小品を含め、幅広い高光氏の画業のあゆみをご覧ください。
高光一也《子供と裸婦》
名称 |
石川県立美術館 |
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住所 |
石川県金沢市出羽町2-1 |
電話番号 |
076-231-7580 |
ファクス番号 |
076-224-9550 |
ホームページ |
観覧料
一般360円(290円)、大学生290円(230円)、高校生以下無料
※( )は20人以上の団体料金
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