ここから本文です。
東京国立近代美術館工芸館が石川県へ移転することになりました。平成32年をめどに本多の森にやってきます。当館と歴史博物館のちょうど中間、これまで藩老本多蔵品館があった場所です。工芸の盛んな土地柄として知られる石川・金沢の地に日本海側で初めての国立館として誕生するものです。
東京国立近代美術館と石川県・金沢市では、4年後に迫る移転に向けて、工芸館とその所蔵作品を広く知っていただくため、「東京国立近代美術館工芸館名品展 近代工芸案内」を企画しました。工芸館は昭和52年、近代美術のなかで工芸の専門館としてできたものです。日本近代工芸の代表的な作品を収集し、常時陳列する施設として今日まで活動を続け、所蔵する作品は3500点に上ります。
この展覧会では、その中から、選りすぐった名品の数々をご覧いただくことで、工芸館移転をひろくPRするとともに、工芸館の活動を県民・市民に知っていただく機会とするものです。工芸館ができるまでの期間、当館を利用して展覧会が開催されていきます。会期中、タッチ&トークやギャラリートークも予定されています。ご来場をお待ちします。
松田権六《蒔絵槇柏文手箱》
名称 |
石川県立美術館 |
---|---|
住所 |
石川県金沢市出羽町2-1 |
電話番号 |
076-231-7580 |
ファクス番号 |
076-224-9550 |
ホームページ |
観覧料
一般360円(290円)、大学生290円(230円)、高校生以下無料
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください