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明治時代の美術工芸は近年、再評価が進んでいますが、つい20年ほど昔までは、日本美術史の中で「語られざる」ジャンルでした。その理由の1つが過剰な装飾と大きさや形態の変化です。
近年ではこの時代の作品を見る人々の感覚にも変化が生じました。作品の大きさや額装という形体は、むしろ馴染みやすいものとなり、磨き上げた技巧を駆使した過剰な装飾が「悪趣味と紙一重」から「分かりやすく面白い」に変容し、同時にこの時代の作品が持つ、歴史的な意味も見直されています。
長い時間を経て、新たな視点で評価された作品群をお楽しみください。
石川光明《犬》
名称 |
石川県立美術館 |
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住所 |
石川県金沢市出羽町2-1 |
電話番号 |
076-231-7580 |
ファクス番号 |
076-224-9550 |
ホームページ |
観覧料
一般360円(290円)、大学生290円(230円)、高校生以下無料
※( )は20人以上の団体料金
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