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ホーム > 県政情報・統計 > ようこそ知事室へ > 知事のホームページ - 知事の発言集 - 記者会見の要旨 > 平成30年度知事記者会見:平成30年度6月補正予算について > 知事記者会見(平成30年度6月補正予算) - 平成30年5月24日 - 2.東京オリンピック・パラリンピック、新幹線敦賀開業を見据えた交流基盤の整備・活用と誘客の強化

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更新日:2018年5月31日

知事記者会見(平成30年度6月補正予算) - 平成30年5月24日 - 2.東京オリンピック・パラリンピック、新幹線敦賀開業を見据えた交流基盤の整備・活用と誘客の強化

主な施策

  2.東京オリンピック・パラリンピック、新幹線敦賀開業を見据えた交流基盤の整備・活用と誘客の強化 主な施策

  2つ目の柱が、「東京オリンピック・パラリンピック、新幹線敦賀開業を見据えた交流基盤の整備・活用と誘客の強化」ということであります。

(1)新幹線の多面的活用と人やものの更なる交流促進

  金沢開業から4年目を迎えました、今年のゴールデンウィークも、兼六園、金沢城公園の入園者数や県内の主要温泉地の宿泊者数が、開業前を大きく上回りました。

  開業から3年経った今も、多方面にわたり開業効果が持続をしておりますし、新幹線は、整備効果の高い良質な社会資本であるということを改めて実感をいたしております。

  こうした中、2年後には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、その3年後には、新幹線が敦賀まで延伸をするわけであります。

  特に、新幹線の県内全線開業は、本県にとりましては「第二の開業」であろうと思います。開業効果を多面にわたって最大限に発揮をさせ、さらに県内全域に波及をさせなければいけないと思います。

  そのためにも、道路や港湾など陸・海・空の交流基盤の整備も、さらに進めてまいりたいというふうに考えております。

 ○北陸新幹線県内全線開業を見据えた対策の推進

(全線開業に向けた実行プランの策定)

  次に、全線開通に向けた実行プランの策定でありますけれども、まずは新幹線の県内全線開業に向けた準備については、今年度を、そのスタートの年に位置づけまして、有識者からご意見をいただき、全県一丸となった取り組みを加速させる新たな実行プランを年度内に策定をしたいというふうに考えております。

  新プランでは、金沢開業での経験も踏まえ、「おもてなしの向上」、「食文化の魅力の向上」、「歴史・景観を活かした地域づくり」、この3つの柱を継承しながら、さらに、より多くのお客さんを惹き付けられるよう、実効性のあるものにしたいと、このように考えております。

  また、実行プランの策定に併せまして、開業効果の新たな発現に向けた、民間団体などが取り組む先導的なプロジェクトも公募したいというふうに考えております。

  そして募集にあたりましては、県内はもとより、全国からも募ることで、今のうちから県内全線開業の全国的な認知度や関心を高めていきたい。このように考えております。

(金沢以西の並行在来線の運営に向けた検討)

  一方、敦賀の延伸に伴いまして、経営分離されます金沢以西の並行在来線につきましては、輸送密度が、金沢以東区間の7割程度に見込まれることから、厳しい経営状況であることが予想されるわけであります。

  このため、金沢開業時に比べて1年前倒しで「並行在来線対策課」を設置したところでありまして、国や沿線自治体、JRなどの関係者との協議を進めまして、延伸に向けた検討を本格化させていきたいというふうに考えております。

  本年度は、金沢以西延伸後の需要予測調査を実施して、IRいしかわ鉄道の経営や運行に関する基本方針の策定に向けまして、しっかりと準備を進めてまいりたいというふうに思っております。

○金沢港の拠点港化に向けた機能強化整備と活性化

 次に金沢港でありますが、金沢港のクルーズ船については、今年も、日本海側トップクラスとなる45本の寄港が予定されております。

  このクルーズ船の増加に対し、クルーズ拠点に相応しい港にすべく、今整備を進めております金沢港の機能強化については、東京オリンピックの前年の2019年度の完成を目指し、今順調に工事が進展しております。

  その中核を成す「金沢港クルーズターミナル」の整備内容が、この度、固まりましたことから、本年秋より、建設工事に着手することにいたしました。

金沢港の拠点港化に向けた機能強化整備

パネル「金沢港の拠点港化に向けた機能強化整備」(JPG:119KB)

(パネル「金沢港の拠点港化に向けた機能強化整備」で説明)

  ターミナルには、クルーズ船の二隻同時接岸に対応できる十分なCIQ・待合いスペースを確保するほか、屋根付きの展望デッキや子どもたちの港に関する学習の場となるセミナールームを設置することにいたしました。

  また、冬の時期などクルーズ船の寄港がない期間には、CIQ・待合エリアを、様々なイベントやスポーツの場として活用するなど、賑わいの拠点としても活用していきたいと、このように考えております。

  さらに、ターミナルへのアクセス向上のため、50メートル道路から直接アクセスできます港内道路や、900台を収容する駐車場の整備にも取りかかってまいります。

  これらの整備の財源として、港湾土地造成事業会計の剰余金を活用し、「金沢港機能強化整備基金」、20億円を創設するということにいたしました。

  過去に得た利益を将来にわたる港の機能強化に還元することで、財源上の工夫も凝らしながら、整備を推進してまいりたいと考えております。

  また、今後、金沢港が日本海側のクルーズ拠点として飛躍するためには、特定の船会社に依存せず、多様なクルーズを誘致することが肝要であります。

  こうした中、近年は、船会社が主催する自主クルーズだけではなく、旅行会社が船を借り上げて主催する、いわゆるチャータークルーズが増えてきており、中でも、飛行機で日本へ来てクルーズを楽しむ「フライ・アンド・クルーズ」によって、日本の歴史・文化に関心の高い欧米富裕層が多く乗船するラグジュアリー船が伸びてきております。

  こうしたことを踏まえまして、新たにチャータークルーズの誘致に取り組むことといたしまして、まずは、クルーズ人口が多いことに加え、旅行先として日本の人気が高く、本県への入り込みも著しいオーストラリアをターゲットに、現地の旅行会社に対してセミナーを開催し、金沢港の魅力をアピールしていきたい、このように考えているところであります。

  金沢港はこれまでも話をしておりましたが、いよいよ金沢港クルーズターミナルの工事に着手できるということになりました。50メートル道路からそのまま入れるということで、まず乗船客用の駐車場400台。それからクルーズターミナルの見学とかお見送りの方、これも210台。あとはツアーバス、100台ですね。100台、用意をすることによって、クルーズ船が同時に2隻接岸してもですね、対応できるようにしたい、このように考えておりまして、2019年度の完成を目指して、工事を本格的に進めてまいりたい、このように考えております。

○広域交流ネットワーク道路の整備

  それから、広域交流ネットワークに係る道路の整備であります。のと里山海道の柳田インターチェンジから上棚矢駄インターチェンジ間の四車線化につきましては、上棚地内のゆずりレーンを南側へ延伸させる工事を今進めております。

  引き続き、のと里山海道で最も長いゆずりレーンとして、東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用を目指し、鋭意整備を進めてまいります。

  また、加賀海浜産業道路のうち、唯一未着手となっておりました白山市小川町から川北町橘間につきましては、昨年度末にルートが決定し、今般、事業に着手することにいたしました。

○兼六駐車場の建て替え(兼六園下交差点との一体的整備)

  次に、老朽化している兼六駐車場につきましては、慢性的な渋滞が発生している兼六園下交差点の拡幅整備と合わせ、建て替えていくこととしておりまして、今般設計が固まりましたことから、建物工事に着手することにいたしました。

  新しい駐車場は、地上5階建てとし、1階に観光バス40台、2階から5階に乗用車480台を収容し、現在と同程度の駐車台数を確保するということにいたしております。

  建物の外観は、隣接する兼六園、金沢城公園と調和させることとし、瓦や土壁を意識したグレーやベージュを基調とした外壁に格子を配し、金沢らしさを演出したいというふうに考えております。

  また、正面エントランスやエレベーター棟には、大型ガラスを用い、明るく開放的な空間とするほか、観光情報コーナーや休憩所を設けるということにいたしました。

  工事期間中の駐車台数を確保するため、工期を分けて、順次建て替えを行うことにいたしておりまして、第1期工事として、正面右側を、東京オリンピック・パラリンピックの開催までに完成させるということにいたしました。

兼六駐車場の建て替え

パネル「兼六駐車場の建て替え」(JPG:98KB)

(パネル「兼六駐車場の建て替え」で説明)

  これですね。今ここをこう取り壊しておりますが、ここの部分を東京オリンピックまでに間に合わせる、残りは順次整備をですね、進めていくことにいたしました。まあだいたいこういう外観になるということですね。兼六園や金沢城の雰囲気に、わたしは合うんじゃないかっていうふうに思っております。

○小松空港(国際線)、のと里山空港の利用促進

  次に小松空港でありますが、特に国際線が好調であります。県内最初のLCCとなるタイガーエア台湾の就航や、春・秋の香港チャーター便の運航もありまして、昨年度の利用状況は、過去最高となる約20万人ということになりました。

  こうした中、香港チャーター便については、本年4月から6月にかけまして、

  26便が機材を大型化し運航されておりますが、さらに秋についても、春と同じ大型機材で昨年を1便上回る10便が運航される見通しとなりました。

  将来の定期便化に向けて、引き続き、航空会社への積極的な働きかけを行うとともに、香港の旅行会社を対象とした観光セミナーを福井県と共同で開催し、需要の掘り起こしを図ってまいる所存であります。

  のと里山空港につきましては、4月末時点の搭乗率が69.1%ということで、過去10年間では、最高の水準で推移をいたしております。

  今年は能登立国1300年の年でもあります。特別公開された寺社の秘宝巡りをはじめ、魅力ある食や、のと鉄道等と組み合わせた新たな旅行商品の造成を引き続き支援してまいりたいと思います。

  また、開港15周年記念イベントを開催し、地元の方の「マイ空港意識」のさらなる向上に努めるなど、首都圏、地元双方での利用者の上積みを図っていきたいと考えております。

(2)東京オリンピック・パラリンピックや敦賀延伸を見据えた誘客促進

  現在の開業効果を、東京オリンピック・パラリンピックに向け、さらに持続・発展させていくために開業前後の取り組みとその成果を評価・検証し、それを踏まえて、新たな取り組みを戦略的に進めてまいりたいと考えております。

○新たな魅力づくりと満足度向上による石川ファンの拡大

  国内誘客では、特に首都圏において、開業前からJRや大手私鉄とも連携して、情報発信に努めてきたことで、新幹線開業や本県の認知度が向上し、誘客に大きく貢献したことは間違いないと思います。

  こうした中、近年、旅行先の情報収集や宿泊予約をインターネットで行う方が増加していることに着目し、インターネット広告を活用した誘客プロモーションを展開するなど、近年の傾向を踏まえ、新たな誘客活動を展開したいと考えております。

  さらに、新幹線開業で全国的な注目を受けたことで、関西・中京圏からの入り込みも増加をいたしております。この地域の方々は、団体旅行やマイカーによる来県が多いことから、大手旅行会社と連携した団体旅行の誘致やマイカー利用者をター  ゲットとした誘客を強化をしていきたいと考えております。

○戦略的な海外誘客の促進

  海外誘客については、昨年の外国人宿泊者数は約61万人と、5年連続で過去最高を更新するとともに、海外誘客に本格的に取り組み始めた平成15年当時の5万人の約12倍となっていおります。

  「ほっと石川観光プラン2016」に掲げる目標、2025年の100万人達成に向けて、来年のラグビーワールドカップ、再来年の東京オリンピック・パラリンピックといった、海外から多くの観光客が訪れるスポーツイベントを追い風に、さらなる誘客を図ってまいりたいと考えております。

(ラグビーワールドカップを見据えた誘客促進)

   来年、日本で開催されるラグビーワールドカップには、参加国から多くのファンが観戦のために来日すると見込まれております。

  試合は週末中心に行われるため、観戦客は長い試合間隔、7日程度だそうですが、これを利用して平日を開催国内の観光に充てる傾向があります。

  特に強豪国は、予選から決勝トーナメントまで勝ち進むことで、観戦客も滞在日数が長くなる傾向があることから、本県へ誘客を図る大きなチャンスとなります。

  このため、前の大会であるロンドン大会での実績や傾向を分析し、大会開催国への送客実績がある旅行会社、公式エージェントを中心に、本県への誘客を働きかけてまいりました。

ラグビーワールドカップ2019日本大会を見据えた誘客促進

パネル「ラグビーワールドカップ2019日本大会を見据えた誘客促進」(JPG:97KB)

(パネル「ラグビーワールドカップ2019日本大会を見据えた誘客促進」で説明) 

  その結果、ニュージーランドやオーストラリア、フランスといったラグビー強豪国において、試合観戦と本県観光を組み合わせた団体ツアーが22本造成されました。

  これだけの本数のツアーが造成されたのは、試合開催地を除くと、世界的観光地である京都、平和都市・広島に次いで、3番目となる見込みであります。

  これは、北陸新幹線による首都圏とのアクセスや、本県の質の高い文化や歴史の魅力が、高く評価されたものと考えており、多くの観戦客の来県につながるよう、団体ツアーの販売の支援に取り組んでいきたいと考えております。

  今後は、団体客のみならず、個人旅行者の誘客にも全力を注ぎ、東京オリンピック・パラリンピックに向け、本県の誘客の大きな足掛かりとしていきたいと考えております。

  特に、近年の入り込みの伸びが著しいオーストラリアについては、先ほども申し上げましたが、チャータークルーズの誘致をはじめ、誘客にしっかりと取り組んでいく考えでございます。

  今、オーストラリア、ニュージーランドから年間2万4千人くらいのお客様がお越しになっております。絶対数は少ないですが伸び率は毎年20%台くらいでどんどん伸びております。これはわれわれにとっては、有力なターゲットということになるわけであります。その中で来年ラグビーワールドカップがある。

  強豪国と呼ばれるチームはオーストラリアやニュージーランドで、決勝戦まで行く力があるということですからそれだけ日本に長い間滞在する。少なくとも初戦で敗退する国ではないということでありますので、この旅行商品、われわれ色んなルートを通じてオーストラリア、ニュージーランドの旅行会社にアプローチしておりましたところ、この22本の旅行商品を組んでいただきました。

  いわば仏(ほとけ)ができたということですから、これは魂をいれなければいけない。これがすべて予約でいっぱいということになると約2700人のお客様が石川県にお越しいただくことになるわけでありますから、仏をつくったうえで今度は魂を入れる努力をしなければいけない。仏はつくったけどこの旅行商品にお客様が全然入ってこない、乗っかってこないとなると空振りに終わってしまうので、これをお客様で満杯にしたいということになると、約2700人ですから今のオーストラリア、ニュージーランドのお客様の約1割を超える方々がお越しになるということになるわけですから、これがまた一つのきっかけになってオーストラリアからの誘客につながるということですから、われわれはこれは大事な取り組みだと思っております。

  京都は世界的な観光地ですから、これが67本、これは仕方がない。広島は平和都市でありますから、ここに訪ねたい方がいらっしゃる。これは44本。これは仕方がない。だけど負け惜しみを言うわけじゃないですけども、京都や広島はラグビーの開催地を移動する際の導線上にあり、導線上にないのは石川県。石川県は途中下車して寄って行かないといけないので、要するにラグビーの行く途中に寄ろうではないので、その導線から外れたところで22本獲得できたということでは、わたしは大したものだと思っております。これをぜひ内容のあるものにしていかなければいけないと思っております。

(3)「文化立県」の確立に向けた文化の磨き上げ

  本県の豊かで質が高い文化の土壌は、他の地域にはない、まさに石川県の個性ともいえる財産であります。一層の磨きをかけるとともに、将来にわたって受け継いでいくことが、いわば新幹線の「第二の開業」に向けても大きな魅力ということになると思います。

○新たな県立図書館の整備推進

  新たな県立図書館でありますが、今般、基本設計は概ね固まりました。

新たな県立図書館の整備1

パネル「新たな県立図書館の整備1」(JPG:90KB)

(パネル「新たな県立図書館の整備1」で説明)  

  まず、建物の外観は、最終的には落ち着いた色合いの大型パネルとガラス面が交互に重なる形として、「本のページをめくる」というですね、そんなイメージを表現するということにいたしました。

  建物の構造は、地上3階、地下1階建てとし、地下は、今後半世紀、約50年間を見据えまして、約200万冊の収蔵能力を持つ書庫スペースということにいたしました。

新たな県立図書館の整備2

パネル「新たな県立図書館の整備2」(JPG:91KB)

(パネル「新たな県立図書館の整備2」で説明) 

  建物の内部は、中央の開放的な吹き抜けの周りを書架が取り囲む、日本国内の公共図書館では類を見ない円形劇場のような大閲覧空間といたしまして、来館された方々に、多くの書物に囲まれながら、館内を「めぐる」楽しさを体験をしていただきたい、このように考えております。

  また、閲覧空間の正面には、本県の多彩な伝統文化や豊かな里山里海に関する図書・資料等を集めた「石川コレクション(仮称)」専用の展示コーナーを設置する予定にいたしております。

  この「石川らしい」図書館を特徴づける、石川コレクションの図書・資料については、「いしかわ県民文化振興基金」により、今年度から古書も含め、計画的に収集をしていくというふうにいたしました。

  また、開架図書についても、現在の約3倍、近年開館した都道府県立図書館でトップクラスとなる約30万冊を目指して、計画的な収集を進めるということにいたしました。

  今後とも、基本コンセプトである「文化立県・石川」の「新たな知の殿堂」にふさわしい図書館となるように、用地取得と実施設計に着手をし、着実に整備を進めていきたいというふうに考えております。

  また、図書館へのアクセス道路についても、実施設計に着手をし、まずは、小立野通りから図書館までを優先的に整備をして、開館に合わせて供用できるよう、計画的に進めてまいりたいと、このように考えております。

  外観はこのパネルと横にこのガラスをね、うまく組み合わせて、ここはちょうど真ん中やね、ここからこうページをずっとこう広げていくっていうですね、ページをめくるという、そういうイメージに外観はしつらえることにしました。  

  ここが入り口になる。こっちは1階でこっちは2階以上ということになります。すり鉢状になっているから、また色んな活用というものをですね、考えていこうという形にしたい。そしてこのへんに石川コレクションのコーナーを設けてはどうかなというですね。こんな感じですから、ローマのコロシアムみたいな、この円形劇場ふうの図書館。日本国内では、おそらくないんじゃないですかね。ヨーロッパには一部あるときいていますけれども。

○工芸館開館に向けた気運醸成と国内外への魅力発信

  東京国立近代美術館工芸館の移転整備については、先月8日に起工式を行いました。建設工事に着手するとともに、新たな建物に活用する旧陸軍の第九師団司令部庁舎、金沢偕行社の解体工事を今、進めているところであります。

  先日、開催した両建物の解体見学ツアーには、定員の5倍を超える応募がございました。工芸館の移転整備に対する、県民の期待と関心の高さの現れと受け止めております。

  東京オリンピック・パラリンピック開催期間中の開館に向けまして、さらなる気運の醸成を図るため、新たな工芸館の外観や機能はもとより、本県への移転の意義や、本県の伝統工芸の奥深い魅力を紹介するPR映像を制作をしまして、国内外に発信をしてまいりたいというふうに考えております。

東京国立近代美術工芸館の移転整備

パネル「東京国立近代美術工芸館の移転整備」(JPG:135KB)

(パネル「東京国立近代美術工芸館の移転整備」で説明) 

  また、第九師団司令部庁舎及び金沢偕行社の解体撤去後の跡地については、本多の森公園の周辺文化施設の共用駐車場として整備を進めることにいたしておりまして、駐車台数を周辺全体で現在、141台の約1.8倍となる258台にする予定であります。

  建物の解体撤去後、速やかに工事に取りかかり、工芸館の開館に先駆けて来年夏までには供用し、文化施設利用者の利便性向上を図ってまいりたい、このように考えております。

  ここまでは、もうこれまで何回もご説明しましたが、これはここに移転することで、ここが空くわけですね、空いたところは、県立能楽堂はこのまま残しますけれども、あとはここを駐車場としてですね、活用するということにいたしております。

  というのはここをご利用になる皆さん方から、非常に駐車場が足りないというですね、苦情がもう何度も何度も来ておりましたんで、ここを駐車場として活用し、従来の1.8倍の駐車スペースを設けることによって、そういったお客様のですね、利便性を図るということにですね、させていただきました。

○金沢城公園の整備(二の丸御殿調査検討委員会の設置)

  次は、金沢城公園であります。金沢城公園については、昨年度の入園者数が、新幹線開業前に比べて1.7倍ということになりました。今も大変多くの方々にご来場いただいているというわけであります。

  これは、新幹線開業を見据えて進めてきた「史実に沿った本物志向」での復元が高く評価されたものと考えておりまして、引き続き、東京オリンピック・パラリンピックも視野に、金沢城公園の鼠多門・鼠多門橋の復元整備を進めるということにいたしております。

  そして、金沢城復元の総仕上げともいえる二の丸御殿については、これまで収集してまいりました絵図・文献などの史料により研究を進めてまいりました。

  その中で、平成27年に旧陸軍が明治5年に作成した平面図、間取り図を入手したわけでありますが、これは復元の可能性を探る上で、大変意義のあるですね、発見ということになりました。幕末期の御殿の様相が相当明らかになってまいりました。

  こうした状況を踏まえ、今般、城郭建築、近世歴史、史跡整備の専門家からなる「二の丸御殿調査検討委員会」を立ち上げまして、二の丸御殿について、調査研究から一歩踏み出し、復元の可能性についての具体の検討に着手をするということにいたした次第であります。 

金沢城公園 二の丸御殿

パネル「金沢城公園二の丸御殿」(JPG:124KB)

(パネル「金沢城公園 二の丸御殿」で説明)

  この平面図が見つかりました。これで、江戸時代末期の二の丸御殿の様子がかなり詳細にわかるようになりました。もう1つは本当は二の丸御殿の、これは明治14年に焼失をしたわけですから、写真があればね、もう言うことはない、100点満点なんですが、なぜか二の丸御殿の写真だけはですね、いくら探しても見つからない。

  昨年でしたかね、皇太子殿下の侍従長がお見えになったときに、ぜひ宮内庁のほうでも探していただけませんかとお願いしましたが、宮内庁でも探したところやっぱり見つからない。見つからないということでありましたから、写真が見つからなければ、永遠にこの二の丸御殿は復元できないのかということではあまりにももったいない。ここまでの平面図が見つかったということであればですね、成巽閣とか、いろんなまだ例があるわけですから。二の丸御殿の復元は可能なのではないのかなと。ただし、これはわたしだけがそういう判断をしても、それは復元できないんで。やはり城郭も専門家の皆さん方に集まっていただいて、復元の可能性についてですね、少し踏み込んだかたちでやっぱり議論をしていただいて、そしてその上で、文化庁のご理解をですね、やっぱり得なければいけない。そろそろ、写真が見つからない状況でありますけれども、その作業に入っていっていいのではないかと。これで鼠多門ができ、鼠多門橋が完成しますと、金沢城で残る最大の課題は、この二の丸御殿ということになってこざるを得ない。そういうことになれば、そろそろそういう議論に入っていってもいいのではないのかなと。そんなですね、わたしは思いがしますんで、この6月補正予算で、検討委員会立ち上げの予算を計上させていただいたと。それで、二の丸御殿はだいたい3つに、この藩主が政務をつかさどった表向っていうところと、藩主の生活をされた御居間廻りと、それから奥方、それからお女中の方々が生活された奥向と、こうだいたい3つに分かれる。3つに分かれるんですが、この藩主の生活をされた場所、奥方が生活された場所は、藩主なり奥方が交代された都度ね、相当自分の趣味を活かして、中をいじっておられる。いじっておられるので、これはなかなか直ちには難しい、というのがですね、あるんじゃないかという気がするんですね。

  ところがこの表向は政務をつかさどる場ですから、これはそんなに歴代の藩主がいじりまわすということはあんまりない。ここのところは、わりかし、わたしの個人的な思いですけど、復元がしやすいのではないのかなと。だけど、これはわたしが言ってても誰も信用してくれないんで、これは専門家の皆さん方に、そういった点も含めてですね、少し踏み込んだ議論をしていただければ。このように思っているところでございます。

○文化立県いしかわの将来を担う子ども達の育成

  そして、県では、これまで子どもさん方に対しましては、伝統芸能やクラシック音楽などの質の高い舞台・芸術を鑑賞する機会でありますとか、第一線で活躍する芸術家から手ほどきを受ける機会を提供して、文化に興味・関心をもち、習い始めるきっかけづくりに取り組んでまいりました。

  こうした子どもさん方に、大舞台での経験や異なる分野で頑張る仲間達との交流の機会を与え、技能向上へのさらなる励みにしていただこうということで、文化活動を実践している子どもさん方の発表の場となる、「いしかわジュニアアートステージ2018」をですね、開催するということにいたしました。

(4)スポーツを通じた活力の創造

  次にスポーツでありますけれども、昨年も、国際大会で本県出身アスリートの目覚ましい活躍が相次ぎました。東京オリンピック・パラリンピックも控え、県民のスポーツへの関心が高まっております。

   こうしたチャンスを活かして、スポーツの裾野を拡げるとともに、さらなる高みに向けて、競技力の向上を図るために、県内のトップスポーツ6チームと連携協定を締結して、体験・交流イベントの開催や合同練習などによる競技力の向上などに取り組むということにいたしました。

  トップスポーツチーム6チームというのは、石川ミリオンスターズ、ツエーゲン金沢、金沢武士団(サムライズ)というプロチームに加えまして、PFUブルーキャッツ、北國銀行のHoneyBee、ハンドボールですね、それから金沢学院クラブのバドミントン、これがトップスポーツ6チームということになるわけであります。

  併せて、日頃のスポーツ活動を促進する仕組み「スポーツマイレージ」の創設、あるいはジュニア世代からのアスリートの発掘・育成にも取り組むということにいたしております。

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お問い合わせ

所属課:総務部秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

Email:hisyo2@pref.ishikawa.lg.jp

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