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更新日:2017年1月11日

知事記者会見(年頭知事会見) - 平成29年1月4日 - 1.国立工芸館について

文化

1.国立工芸館について

次に文化施策でございますが、懸案でございました東京国立近代美術館工芸館の本県への移転、これは平成32年の東京オリンピック・パラリンピックの開催時期の開館を目指し、現在、基本設計の作業を進めております。

建物の概ねのイメージが固まってまいりました。

(東京国立近代美術館工芸館の移転:図4)(JPG:149KB)

外観は、国の登録有形文化財に登録されている旧第九師団司令部庁舎と旧金沢偕行社の2つの建物の、過去に撤去された部分も含めて、かつてあった形、そのままで復原すると同時に、内部は、適切な温度・湿度管理などができる美術館仕様で整備することにいたしております。

具体的には、旧第九師団司令部庁舎を左側に、旧金沢偕行社を右側に配置をいたしまして、これらを渡り廊下でつなぐ。また、2つの施設の玄関部分は大変段差が大きい。バリアフリーになってないということがありますので、渡り廊下にバリアフリー対応の出入口を設置するということにしたいと。なお、建物の後ろ側にも収蔵品の搬入・搬出のための管理用通路を設けるということにいたしたいと思います。

これによりまして、面積は、東京の現工芸館と同規模の約2,500平方メートル程度となるところであります。

今、申し上げているのは、石引にあります旧第九師団司令部庁舎、かつて金沢城内に金沢大学のキャンパスとして使われていた時代には両翼の部分があったんですが、新しい校舎を建てるときに実は取り壊すという話があった。そのときに取り壊すのはもったいないから、県が買い取って県でこちらに移設をするということをやったんですが、石引の敷地が狭いんでこれが全部入りきらないということで、両翼を取り壊してしまった。今度我々がこれを国立工芸館として活用するときにはかつてあった両翼の部分を復原する。幸い写真等がありますので、これは復原が可能であります。

もうひとつは、金沢偕行社。これは現在地付近にあったんですが、少し曳家をしたんですね。少し場所を動かした。そのときに後ろにある講堂部分を取り壊してしまった。昭和40年代。これも元講堂がここにあったということは事実なんで、講堂の部分も含めて完全な形で偕行社も復元をするということにいたしました。

ただし、この正面玄関は、非常に段差が大きいんで上り下りが非常に難しい。出入りが難しいんですね。だからここはそのまま残すことにして、ここを出入り口として使わずに、渡り廊下に別途エントランスホールをつけまして、ここから出入りをしてもらう。そして、両方へ行っていただく。こういう形が自由でみやすい。もちろん、収蔵品を展示するための搬入通路は確保しておかないといけない。この建物の裏側に管理用の通路を確保するということにいたしました。

これを全部合わせると第九師団が約1280平方メートル、偕行社が840平方メートル、増築部分が400平方メートル、全体として2500平方メートル。現在の東京国立近代美術館の工芸館とほぼ同程度の規模となる、ということでございます。

(国立工芸館完成イメージ1:図5)(JPG:169KB)

国立工芸館の完成のイメージ図でありますけれども、向かって左側が第九師団司令部庁舎、そして右側が金沢偕行社、その間をこういう形でつなぐ。お客さんはここから出入りをしていただく。こんなイメージになると思います。

来館者方々には、二つの建物が並んだ姿をご覧いただくことができるわけでありまして、日本海側初の国立美術館にふさわしい、歴史と文化の趣が感じられる建物となるのではないかと、このように期待をいたしております。

(国立工芸館完成イメージ2:図6)(JPG:222KB)

新たな工芸館は、いしかわ赤レンガミュージアムと石川県立美術館の間に建設をすることになるわけであります。

赤レンガミュージアムは明治から大正にかけて建てられた旧陸軍の兵器庫、県立美術館は昭和の建築、そして、工芸館となる旧第九師団司令部庁舎と旧金沢偕行社についても、いずれも明治期の建物ということになるわけであります。

このように、明治、大正、昭和の各時代の特徴ある建物が並び建つことになり、近隣に多数存在します藩政期時代以降の歴史的建造物や有名建築家による建築物と相まって、いわゆる建築観光、アーキテクチャーツーリズムとしても魅力的なエリアになるのではないかと思うわけであります。

新年度は、建物の実施設計に取り掛かりたいと考えており、平成32年の東京オリンピック・パラリンピックの開催時期の開館を目指し、国や金沢市とも連携し、着実に整備を進めていきたいと考えております。

なお、現在の旧第九師団司令部庁舎と旧金沢偕行社は、工芸館の建設に伴い解体撤去することにいたしておりまして、跡地の利用については、かねてからこの周辺に駐車場を確保してほしいとの要望が大きいわけでございますので、これを踏まえて、隣接する兼六園や本多の森公園全体の調和にも配慮しつつ、駐車場や緑地などの再整備を行っていきたい、このように考えております。

ここが県立能楽堂、いしかわ赤レンガミュージアム、県立美術館、この間に工芸館がちょうど建つということになりますので、まさに明治・大正・昭和を代表する建物がここに並ぶということになるわけですので、それ自身私はひとつの財産になるんではないか、このように思っております。

 

以上

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