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更新日:2018年2月17日

記者会見の要旨 - 平成27年2月17日 - 1 北陸新幹線金沢開業効果の最大化と県内各地・各分野への波及

◎  主な施策

  1 北陸新幹線金沢開業効果の最大化と県内各地・各分野への波及

    いよいよ北陸新幹線の金沢開業まであと1カ月を切りました。来たるべき開業は、長年にわたっての県民の皆様方が一丸となって粘り強く取り組んでこられた取り組みが、いわば実を結ぶということでもございます。多くの県民の皆様方とご一緒に、この喜びを分かち合いたいと思うわけでございます。

    先日は、金沢・長野間を試乗させていただいたわけでありますが、大変乗り心地が良く、静かで快適であります。車窓からは日本海が一望できるなど北陸新幹線ならではの眺望を実感したところでございます。3月14日にはいよいよ開業の日を迎えるわけでありますが、多くの皆様方に、この北陸新幹線の快適性と速達性というものを実感をしていただきたいと思うわけであります。

    そして、長野まで試乗しました。金沢・長野間は、従来4時間かかっていたわけであります。長野ははるか遠いところ。こんなイメージがありましたが、これがおよそ1時間でつながる。こんな近さも実感したところであります。この利便性の向上を長野県とのさらなる連携にしっかりとつなげていかなければいけない。このように思うわけであります。

    一方、金沢・敦賀間については、工期が3年前倒しをされたわけであります。早期の用地取得完了に向けまして、当面の作業量等を勘案し、まずは4月時点で用地対策室の職員を、現在19人おりますが、これの倍以上となる40人にこれを強化することにいたしました。今後、鉄道・運輸機構が実施いたします用地測量が順次完了していく見込みでございますので、その状況も見極めながら、市や町とともに、この事業の進捗状況を踏まえつつ、年度中途におきましても更なる増員を検討していきたい。このように考えております。

    我々としては、いよいよ新幹線開業を迎え、その開業効果を最大化させると同時に、県下全域、そしてあらゆる分野へ波及させる、この成果がこれから問われることになるわけであります。

    そのために、年間1700万席の大量輸送機能を持った北陸新幹線が運行することを受け、これまでの「開業PR」から「活用」へとステージを大きくギアチェンジしていかなければいけない。そういう意識のもと、今、まさに開業を迎え、高まりを見せている「石川の認知度」をさらに高めていく。そして、持続をさせていく。そして実際にお越しになるお客様の満足度を高めていくために、「さらなる石川の魅力アップ」に最善を尽くしていかなければいけない。こういうことなど、これまでの取り組みをより深化させる形で、より戦略的に事を展開していく必要があるのではないか。このように思うわけであります。

(1)開業PRから活用のステージへのギアチェンジ

    そして、この新幹線開業でお越しになる皆様方にまさに「来てよかった」と実感していただけるように、石川の旅に求める期待にしっかりとお応えし、リピーターの増加につなげていく必要があるわけであります。

いしかわの魅力を活かした四季折々のおもてなし

(パネル「いしかわの魅力を活かした四季折々のおもてなし」で説明)

    そういった意味では、開業日の歓迎イベントはもちろんでありますけれども、開業間もないゴールデンウィークに、石川の祭り、伝統芸能、食、伝統工芸品といった石川の全ての魅力を堪能していただける「いしかわ百万石・金沢祭り」を金沢城公園で実施するなど、開業日から5月にかけて、加賀、能登の全域で、様々なイベントにより本県の魅力を発信していきたい。このように考えております。これです。「いしかわ百万石・金沢祭り」。金沢城公園でまさに石川県の全ての魅力を発信していきたいと考えております。そして、これだけで終わってはいけないので、春・夏・秋・冬というそれぞれ四季折々に石川ならではのイベントをしつらえ、そして発信をしていき、遠来のお客様にご満足をいただけるようなしつらえをしっかりやっていかなければいけない。こういう思いでもございます。

    その後、ここにありますように、秋にはJR6社が実施をいたします「北陸デスティネーションキャンペーン」があるわけであります。これを大々的に実施するなど、いわば四季を通して、何度来ても、新たな発見、奥深い魅力を感じていただけるよう様々な仕掛けを講じていきたいと考えております。

○連続テレビ小説「まれ」と能登の魅力発信 

    そして、新幹線開業と時を同じくした絶好のタイミングで、NHK連続テレビ小説「まれ」の放送がスタートするわけであります。我々は、かつて大河ドラマ「利家とまつ」で、その効果を十分に経験しているわけであります。最大限にこの「まれ」を活用し、これを誘客につなげていきたいというふうに思うわけであります。

    能登の賑わいの拠点であり「道の駅」でもあります、のと里山空港に、NHKとも連携しながら、ここに行けば「まれ」の全てがわかるよう、「まれ」の再現セットを展示したコーナーを設けるなど、積極的に情報発信をしていきたいと考えております。
このほか、「まれ」の舞台が、能登から横浜、そしてまた能登に戻るということも利用して、横浜で能登を積極的にPRするなど、具体の誘客につなげていきたいと考えております。

○広域交流基盤の利活用促進

次に、広域交流基盤整備の総仕上げとも云うべき北陸新幹線の開業によりまして、我々は、これによって陸・海・空にわたる、あらゆる交流基盤を手にするということになるわけであります。今後は、これらを相互に組み合わせ、有機的に結びつけることで、多様なネットワークを生み出し、相乗効果を発揮させていかなければいけない、このように思うわけであります。

(七尾線・のと鉄道観光列車、IRいしかわ鉄道など2次交通の充実)
    まず、観光列車でありますが、ゴールデンウィークの4月29日から、のと鉄道の「のと里山里海号」が、10月からはデスティネーションキャンペーンと連動して、JR七尾線の「花嫁のれん」号が運行されるわけであります。

    こうした中、地元では、おもてなしの一環として、駅や列車内で地元産品の試食・販売などの取り組みを検討しているところでありまして、県としても積極的に支援をすることにいたした次第であります。

    また、IRいしかわ鉄道についても、新幹線開業と同じ日に開業するわけであります。既に、運賃や乗継割引料金の低廉化など、様々な工夫を凝らしてきたわけでありますが、他の交通機関とも連携した一日フリー切符の発売や地域の拠点として駅の賑わいの創出など、今後とも、利活用促進と県民のマイレール意識の醸成に取り組んでいきたいというふうに考えております。

    さらに、昨年岐阜県と合意をした、白山スーパー林道の「白山白川郷ホワイトロード」への愛称変更と料金の半額化を広く周知をし、県境を超えた広域観光を推進するなど、県下全域への具体の誘客を図っていきたいというふうに思います。

(小松空港・のと里山空港の利活用促進)
    空港については、新幹線開業により環境が大きく変化する中、中長期的な視点に立ち、航空と新幹線を組み合わせた旅行商品の定着を図るなど「新幹線との連携」により、互いの相乗効果を発揮していくと同時に、羽田乗継や国際化の推進など「航空の強み」に磨きをかけることによりまして、新たな航空需要の拡大を図っていく必要があるわけであります。

    そのために小松空港については、来月1日には、エアラインから要請のあった駐車場料金の引き下げを実施すると同時に、タイとの双方向チャーター便を、少なくとも平成26年度並みの3便、そしてさらなる上積みを目指すなど、国際化をより一層推進していきたいというふうに考えております。

    のと里山空港については、国のモデル事業による支援も最大限に活用し、広域利用のレンタカー料金を低廉化する実験など、多様な交通ネットワークを活かした取り組みを進め、首都圏からの需要拡大を図ると同時に、地元利用を市町とともにこれまで以上にしっかりと進めていきたいというふうに考えております。

    そして、今般新たに、新幹線と二つの空港、あるいは福井県との組み合わせといった旅行形態の利用促進のために、県と市町が一体となって、割引旅行商品の造成支援を連携して行うことによりまして、こうした商品の定着を図り、小松・のと里山両空港の利用者の確保にしっかりと取り組むことにいたした次第であります。

(金沢港・七尾港の活性化)
    次に金沢港については、昨年も16本のクルーズ船が寄港いたしました。2年連続で1万2千人を超えるお客さまが来県いただいたわけであります。

    来年度は現時点で20本、特に富裕層向けのラグジュアリー船が17本、金沢港発着クルーズ7本の誘致が決定したところでございます。

金沢港発着クルーズの誘致

(パネル「金沢港発着クルーズの誘致」で説明)

    大型客船はもとより、新幹線や航空を利用した「レイル&クルーズ」や「フライ&クルーズ」といった形で前泊後泊が期待できる金沢港発着クルーズや、富裕層向けのクルーズは、その経済効果が大きいことから、これまで以上に戦略的に誘致を進め、その定着を図っていきたいというふうに考えております。

    これまではクルーズ船は金沢港へ寄港しておりましたが、金沢港へ立ち寄って、ここで一泊をして、また次の港へ行くという、いわば立ち寄るというそういう形のクルーズ船の寄港が全てであったわけでありますけれども、来年度は金沢港発着というのは、一つの例で申し上げますと、ロシアからクルーズ船が来て、金沢港で全員下船していただく。そして、金沢周辺の観光を楽しんでいただいて、例えば北陸新幹線を活用して東京へお帰りになる。そして成田からそれぞれ本国へお帰りになる。そして金沢港からは空っぽになったクルーズ船に、またここから新たに乗船をしていただいて、ここから、例えばこのコースで香港方面へ行っていただく。

    こういった金沢港発着のクルーズ、こんなことに我々主眼を置いて、これからクルーズ船の寄港というものをどんどん進めていく必要があるのではないか。そんな意味では、まさに金沢港がクルーズ船の発着の拠点としての役割を果たす、そして北陸新幹線がこれに絡んでくる、そんな形で石川県の交流基盤を相互に有効に活用しながら、この金沢港のクルーズ船におけるさらなる拠点性を高めていく、金沢港の活用をもう一段掘り下げるというか、質を高めるというか、そういう取り組みをこれからしっかり進めていきたい。

    そういうことにしますと、金沢までお越しになった皆様方がクルーズ船に乗船される前には、金沢、あるいはその周辺で必ず宿泊をしていただく。金沢港で下りたお客様はすぐさま新幹線で東京へお帰りになるということはないと思います。金沢やその周辺は魅力的でありますからここで宿泊をしていただいて、加賀や能登の旅行も楽しんでいただいて、そして、新幹線で東京へお帰りいただく。こんな旅行商品が可能になるということであります。

    そして我々のターゲットはこれからは、富裕層、ラグジュアリー層、1隻の船に3千人も4千人乗るそういう船の誘致も大事でありますけれども、数は少なくとも、富裕層であれば、相当消費に貢献をしていただけるのではないか、そういうところにターゲットを絞りながら、クルーズ船のニーズというものをこれから進めていく、これが我々の一つの狙いということになるわけでありますし、平成27年度はそのいわば第一歩ということになるわけでございます。数で稼ぐのも良いけれども「質で稼ぐ」。人数は少なくとも、1人あたりの消費額が多い。こういうお客様をターゲットにするというのは、ある意味石川らしい取り組みではないかと思うわけであります。

    また、貨物の面では、金沢港は好調な貨物需要の増加を受けまして、二基目のガントリークレーンの整備工事に着手をすることにいたしました。日本海側最大の45トンの吊能力を有するものにする予定でございます。これまで扱うことができなかった重量貨物の輸出がこれで可能になるわけであります。七尾港では、木材物流の総合拠点港を目指したトライアルの実施など、特色を活かした取り組みを、引き続き進めていくということにいたしております。

○新たなゴールデンルートづくり(海外誘客の推進) 

     次に、海外誘客でありますが、円安を追い風に、昨年の兼六園の外国人入園者数は、過去最多となった前年をさらに上回る約23万人ということになりまして、特に東南アジアについては、著しい経済成長や訪日旅行ビザの要件緩和によりまして、前年比32%増と顕著な伸びを示しております。

北陸新幹線を活用した新たなゴールデンルートの確立

(パネル「北陸新幹線を活用した新たなゴールデンルートの確立」で説明)

    新幹線の開業は海外誘客にとっても大きなチャンスであります。東海道新幹線で東京と大阪を結ぶいわゆるゴールデンルートが定番となっている中、北陸新幹線を利用して首都圏から北陸を周遊し関西へ至るルートや、北陸新幹線と東海道新幹線でぐるりと一周するルートなど、新たなゴールデンルートを作り上げていくことが必要になってまいります。

    そのために、個人旅行者の多い欧米や東南アジアを対象に、沿線地域の官民が一体となり、現地メディアの招へいを強化するなど、鉄道が乗り降り自由となるジャパンレールパスを活用した誘客を加速させていきたいと考えております。

    今までゴールデンルート、東海道新幹線しかありませんでしたので、外国から東京へお越しになった皆様方は東海道新幹線を使って京都・大阪まで行かれる、そしてまた同じコースを戻って来られて、本国へお帰りになる、こういう商品しかなかったわけでありますが、今回北陸新幹線ができるわけでありますので、行きは東海道新幹線を使い、ここから北陸本線を使って金沢まで足を延ばして、帰りは北陸新幹線を使って東京へ帰る、こういう一周ルートが可能になるということでございます。

    そして、JRさんには大変ご配慮をいただいて、北陸新幹線については、普通車・グリーン車ともに、そして「かがやき」「はくたか」ともにフリーパスが使える。東海道新幹線は残念ながら「のぞみ」には外国人フリーパスは使えないという制約があるわけでありますけれども、北陸新幹線はすべてフリーパスが使える、そんなご配慮をいただいたわけでありますので、外国の皆様方は大変利用しやすい、そんな状況が生まれてきたということが言えるわけでありますので、まさに、沿線県がそれぞれ連携をして取り組むということが、これから大事になってくるのではないかと思います。

    加えて、海外から多くのスキー客が長野県を訪問いただいているわけでありますが、スキーに加えた、さらにもう一つの観光スポットが求められていると我々お聞きしております。そういった意味では、長野との連携をしっかり取りながら、時間距離が大幅に短縮するということになったわけありますので、長野県ではなかなか体験できない石川県の伝統工芸、伝統芸能、そういったものを観光素材としPRをして、そういったものを長野へお越しになったお客様にしっかりPRをして、本県への誘客につなげていく。こんな取り組みを是非長野県と一緒になって進めていきたいと考えております。

    例えば、オーストラリアからは年間1万人の方がスキーにおいでになっているそうです。スキーだけだと単調になるというか、他の何か体験をしたいという方が最近大変多くなってきている。そういった皆様方に今までは、長野-金沢が4時間もかかっていたので、金沢のすばらしさを体験するのは、なかなか難しかったわけですけれども、これから1時間でつながるので、長野では体験できない伝統芸能とか伝統工芸を体験したい、そういうことによって、オーストラリアのお客様には、スキーだけではない、いろんな経験ができるということでありますので、ここは長野県としっかり連携をとりながら、お互い良いところをしっかり海外のお客様にアピールをしていく、そして海外からの誘客につなげる。
これは長野県にとっても、石川県にとっても、お互いウイン・ウインの関係が構築できるということになっていくと思います。

○ふるさと旅行の促進

    こうした交流基盤を活用いただいて、通年で、観光客の皆様方に本県を訪れていただきたいという観点から、宿泊客が減少する冬場の誘客を図ってまいりますために、12月から2月までの3カ月間、県内の宿泊施設を利用できる「ふるさと宿泊券」を発行するということにいたしております。是非、県内外の観光客の皆様方に訪れていただいて、石川の魅力を感じとっていただきたい、このように思っております。

(2)高まる認知度の持続・発展に向けた取り組み

○マスメディアに対するプロモーションの強化

    そして新幹線開業が近づくにつれまして、実はマスメディアの石川への注目が飛躍的に高まっております。例えば、本県を取り上げるテレビ番組は、平成25年度は1月あたり平均約4件でありましたものが、今年の1月は30件ということで、約7倍に急増いたしております。露出度が大変高まっているということです。

    開業後も、この水準を維持することが、開業効果を持続するためには不可欠だというふうに思うわけであります。そんな意味では、石川の数多くの魅力を少しでも多くのテレビ番組等で発信をしていただけるように、首都圏等のマスメディアに対するプロモーション活動を積極的に行っていきたいというふうに考えておるところでございます。

○首都圏での「本物」の魅力の発信

    さらに、「日本橋・京橋まつり」をはじめとする大規模イベントでのPRに加えまして、東京のアンテナショップで、伝統工芸品の器を活用し、職人の皆さん方と、地酒やお茶で語り合うサロンの開催など、言わば本県ならではの魅力を直接体験できる、そういった機会もどんどん増やしていきたいというふうに考えております。

    また、新幹線開業により、今申し上げたように、金沢と長野間の時間距離が大幅に短縮されるなど、沿線県との連携の可能性がより一層広がっていくわけであります。沿線各県とのアンテナショップと連携をした誘客イベントも、ぜひ充実をさせていきたいというふうに考えております。

(3) さらなる石川の魅力アップを目指した取り組み

 ○お客さまの声を活用したおもてなし

    そして、実際にお越しになった観光客の皆様方にリピーターになっていただくためには、良い声も悪い声も含め、本県の感想を迅速に把握をし、これらの声を現場で止まることなく、直ちに旅館組合や交通事業者などの観光関連の皆様はもとより、我々行政も情報共有をして、スピード感を持って対応していくことが大変私は大事になってくるのではないかというふうに思います。

    そのため、県内各所にアンケートはがきを設置するほか、インターネットも活用して、広く観光客の皆様方の声を迅速に拾い上げ、改善につなげる、そんな体制を整えていくことにいたしました。 

○いしかわの魅力を顕在化させる「三本の矢」

    そして、新幹線開業は、文化の集積、食文化の総合力、モノづくり企業の集積といった、石川の持つ潜在的な魅力を顕在化させていく絶好のチャンスでもございます。この3つの分野において、言わば「三本の矢」とも云える条例を提案するということにさせていただきました。

<いしかわ文化振興条例の制定>
    1つは「いしかわ文化振興条例」であります。本県の財産である文化の振興については、「いしかわ文化振興条例」を制定するわけであります。今後の文化振興施策の拠り所とも云えるものでありまして、条例を実効性あるものとするために、現在の文化振興基金を、全国最大となる120億円に拡充すると同時に、名称を「いしかわ県民文化振興基金」に改め、スタートさせるということにいたしました。

    この基金を活用して、全国最大規模となる8千万円の公募枠の助成事業を創設をするということにいたしておりまして、全県的に大規模な文化活動をしている文化団体向けと、市町の文化団体のイベントや地域固有の伝統文化の後継者育成など小規模な文化活動向けの2種類の助成メニューを想定しているところでございます。

    今後、有識者等のご意見などもお聞きをして、具体の制度設計を進めるということにいたしておりまして、文化団体等にとって使い勝手の良い、自由度の高い支援の仕組みを検討してまいりたい、こういう思いであります。

(金沢城のライトアップと整備促進)
    次に、新幹線開業によりまして、首都圏との時間距離が大幅に短縮をされる中、日帰り観光ではなく県内に宿泊をしていただくためにも、夜の観光素材の充実が不可欠であります。兼六園や金沢城公園について、国内外の観光客に大変ご好評をいただいているライトアップをさらに充実をさせたいというふうに考えております。

金沢城、兼六園、玉泉院丸庭園ライトアップ

(パネル「金沢城、兼六園、玉泉院丸庭園ライトアップ」で説明)

    兼六園の「幽玄空間」、玉泉院丸庭園の「幻想空間」、金沢城公園の「荘厳空間」として、それぞれ趣の異なるライトアップをご堪能いただきたいと考えているわけでございます。

    兼六園は、ライトアップを始めました頃から「幽玄空間」と、こう言っておりましたが、玉泉院丸庭園は新たにこれを「幻想空間」と、こう名付けたい。そして金沢城公園は「荘厳空間」と我々は名付けたい、こう思うわけであります。これがしりとりゲームでつながっている。「幽玄」「幻想」「荘厳」です。わかりますか、皆さん。しりとりゲームで、つながっているのです。誰が考えたのか知りませんけれども。それぞれライトアップが、趣が異なるわけであります。そういったものをぜひご堪能をいただきたいというふうに思います。

    兼六園については、初めて、ゴールデンウィークや10月の北陸デスティネーションキャンペーンのスタートにあわせて開催するということにいたしました。そして、過去最高となる61日間にわたって実施をするということにいたしております。また、3月7日に開園する玉泉院丸庭園においても、週末を中心に年間150日間にわたりライトアップを行うということにいたしました。

    さらに、これまで兼六園と夜間開園を合わせておりました金沢城公園については、玉泉院丸庭園と同様に、すべての週末の夜、開園することにいたしまして、ライトアップをお楽しみいただくということにいたしました。
これまでは金沢城公園は兼六園と数を合わせていたのですけれども、これからは玉泉院丸庭園と数を合わせる。だからライトアップの日数も、ここは同じにするということです。

    そして、玉泉院丸庭園のライトアップにつきましては、新幹線開業日の前日である3月13日に点灯式を行いまして、県民の皆様方に一日早くお披露目をするということにいたしました。

    そして、今般、季節に合わせて内容が変わるライトアップのイメージが一部完成いたしましたので、その一部を動画でご覧いただきたいと思います。

(動画「玉泉院丸ライトアップ「さくら」」で説明)

    今後、このように季節ごとに異なるテーマと音と光が調和した作品を創出をしたいというふうに考えております。

    これは春の段。今、春の段ぐらいしかできてないから。あと、夏の段、秋の段、冬の段とそれぞれ趣が違う。それで、これBGMと一緒にやるから。音楽がないと、なんかただ色が変わっているなってなるけれども、音楽と合わせてやるから。非常に私は良いものになるというふうに思います。

    なお、金沢城公園についてはすでに第3 期整備計画に着手しておりまして、計画の大きな柱であります、鼠多門、鼠多門橋の復元について、平成27年度は文化庁など関係機関とも十分に協議を行いながら、埋蔵文化財調査や基本設計に着手するということにいたしております。

    また、観光客の皆様へのおもてなしを向上させるために、休憩や展示機能の充実が必要でありますことから、鶴の丸休憩所一帯を再整備する方向で検討しておりまして、利用者ニーズや有識者の意見を踏まえながら平成27年度は調査設計を行ってまいりたいと思います。

(歴史博物館のリニューアルオ-プン)
    一昨年3月より休館をしてリニューアル工事を進めておりました歴史博物館については、順調に工事が進んでおりまして、ゴールデンウィーク前の4月17日にオープンさせるということにいたしました。

    新たに、いつでも気軽に立ち寄れるフリーゾーンを設け、中庭にはこの全面ガラス張りのサロンを設置をし、シダレ桜をはじめ四季折々の景色を楽しんでいただけるしつらえとなるほか、本多蔵品館も同じ建物の中に新たに移転オープンするということにいたしております。

    また、従来は狭くてあまり活用されなかった特別展示室の面積を1.5倍に拡大し、大規模な巡回展も開催できることに加えまして、空いている期間には、自前の収蔵品による自主企画や貸館としても活用できるため、多くの皆様方に、ぜひご活用いただきたいと思います。

(食文化の魅力発信(ミラノ国際博覧会への出展))
    そして、新鮮で豊富な「食材」、洗練された「調理技術」、そして伝統工芸品の「器」といった本県の「食文化の総合力」は、世界に誇る財産だというふうに思います。

    こうした中、世界農業遺産の国内認定地域が連携をして、イタリアで「食」をテーマとして開催される「ミラノ国際博覧会」の日本館に、10月16日~21日までの6日間という日程で出展をすることに相成りました。

    この連携により、「ミラノ国際博覧会」の最終月であり、収穫の秋という人気のある10月という時期に出展できることになりました。今般、そのイベントが「ディスカバーGIAHS~日本が誇る農業遺産~」というふうに決定をいたしました。

    本県は17日と18日の土曜・日曜に、能登の里山里海の豊かな食材を用いた料理の実演や伝統芸能の披露、世界農業遺産の認定が好循環をもたらしている成功事例の紹介を行うということにいたしております。

    能登の里山里海を中心に本県全体の食文化を世界にアピールする絶好の機会であります。国からの要請もございましたことから、私が現地を訪問し、世界各国からの来場者に対し、直接PRを行いたいというふうに考えております。

<石川県食の安全・安心推進条例の制定>
  そして、食の安全・安心については、新幹線開業を契機に、本県が誇る「食」の安全・安心の確保に向けまして、県と生産者、事業者が一丸となって取り組むという強い姿勢を示し、県民はもとより、観光客の皆様に本県の食の安全・安心をアピールするために、新たに「石川県食の安全・安心推進条例」を制定するということにいたしました。 

    これを受けまして、既に全国共通の5つの基準で飲食店の安全・安心を認定する制度があるわけでありますが、新幹線開業を契機に、本県独自に「おもてなし」の項目を加えた6つの基準を備えた店を「いしかわ食の安全・安心・おもてなし店」として認証する制度を創設をし、来年度は100店舗の認証を目指したいというふうに考えております。

<中小企業振興条例の制定>
    そして、最後の中小企業振興条例でありますが、これについては新幹線開業というこのチャンスに、中小企業が果たす役割と重要性について関係の皆様と改めて思いを共有をして、中小企業の成長に向けた取り組みや、小規模企業の持続的な発展に向けた施策を総合的に推進するいわば拠り所として制定をするということにいたしました。

    地域経済の活性化、地域住民の生活の向上、個性豊かな地域社会づくりへの貢献など、重要な役割を果たしていることを踏まえまして、名称を多少長うございますが、「ふるさと石川の地場産業を担い地域経済を支える中小企業の振興に関する条例」といたします。

    この条例に基づき、これまで同様、中小企業を含めた小規模企業支援にしっかりと取り組んでいきたい、こういう思いであります。

 

 

以上

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所属課:総務部秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

Email:hisyo2@pref.ishikawa.lg.jp

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