議案説明要旨（平成30年第5回県議会定例会） - 平成30年12月4日 - 小松香港定期便について

◎小松香港定期便について

  本日、ここに、平成三十年第五回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

  はじめに、小松香港チャーター便につきましては、昨年に引き続き、本年の春と秋に三十六便が運航され、機材が大型化されたこともあり、前年の利用者数を大きく上回る好調な利用状況となりました。また、先月には、本県及び福井県の小松空港国際化推進議連の方々が、香港との定期便就航に向けた要請をされたところであります。

  そのような中、県としても、今が大きな好機と捉え、改めて、これまで積み上げてきた実績や、本県を含めた北陸地方の豊かな自然や歴史、質の高い伝統文化、食文化などの魅力をアピールし、定期便就航を強く要請したところ、今般、キャセイパシフィック航空より、来年三月末から十月までの、いわゆる「夏ダイヤ」において、週二便の定期便を運航したいとの意向が示されたところであります。

  国際新規路線の開設は実に十一年ぶりとなるものであり、県議会の皆様の強い後押しの下、香港定期便の就航に向け、関係機関との調整に万全を期してまいります。

  今後とも、議員各位をはじめ小松基地並びに空港周辺住民の皆様方のご理解とご協力をいただきながら、日本海側の拠点空港としての発展に向け努力してまいる所存であります。

以上

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