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更新日:2018年9月10日

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議案説明要旨(平成30年第4回県議会定例会) - 平成30年9月6日 - 4.「成長する農林水産業と農山漁村づくり」について

◎9月補正予算の編成について

4.「成長する農林水産業と農山漁村づくり」について

  第四は、「成長する農林水産業と農山漁村づくり」についてであります。

  他産業と連携した農林水産業の収益性の向上につきましては、本県の先駆的な取り組みが、今般、国のプロジェクトに採択されました。

  トマトを夏場にも収穫できるようにするなど、収穫期間の拡大を図る取り組みについては、(株)小松製作所と連携した取り組みが、一昨年度、国のプロジェクトに採択され、現在、地下水を活用した冷房装置の改良などに取り組んでいるところであります。さらに、今般、東レ(株)と連携した、軽量で通気性に優れた新たな遮熱シートの開発についても、国のプロジェクトに採択されたことから、今月十一日に、東レ(株)との間で、共同研究の実施に関する協定を締結し、取り組みを加速させることといたしました。

  また、水稲生産においては、中山間地域や都市近郊の小区画ほ場におけるコスト低減を図るため、IT企業と連携し、ドローンとAIを活用して、直播から病害虫の防除までの作業を一連で行う新たな水稲栽培技術の開発に着手することとし、生産コストの二割削減を目指し、取り組みを進めてまいります。

  林業においては、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎える中、森林所有者の移住や高齢化等により、森林の境界が不明となるケースが増加していることから、境界確認作業の円滑化を図るため、IT企業や金沢工業大学と連携し、ドローンで撮影した画像を基に、AIで境界の推定を行うシステムの開発に着手することといたしました。

  特色ある農林水産物のブランド化につきましては、ルビーロマンが、去る七月の初せりで百十万円の高値を付けたほか、先月には、加賀しずくの初せり価格が、七個入り一箱で七万円となるなど、市場から高い評価をいただいたところであります。

  能登牛については、関係者と一体となって増頭に取り組んできたところ、今年度、「年間出荷頭数一千頭」の目標を達成できる見込みとなりました。市場から高く評価されている能登牛は、県内はもとより、県外からも出荷拡大を求める声が大きいことから、新たに、千三百頭の出荷を目指し、生産者の施設整備を支援することといたしました。

 

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