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更新日:2014年2月5日

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議案説明要旨(平成26年第1回県議会定例会) - 平成26年2月3日 - 「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

◎主な施策の概要について

6.「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

第六は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」についてであります。

農林水産物のブランド化につきましては、全国に誇りうる本県の宝として育ててまいりましたルビーロマンについて、引き続き、県内はもとより首都圏と関西圏の市場において販売促進を図ることとし、高級ブランドイメージのさらなる定着を図るとともに、生産拡大と一層の品質向上の取り組みを積極的に促進してまいります。

県が開発したフリージアの新品種エアリーフローラについては、カラーバリエーションが豊富という特長を活かし、専門家を交えて策定した戦略に基づき販売促進に取り組んでいるところでありますが、昨年春には初めて首都圏へ出荷したところであり、引き続き、生産拡大や品質向上のための取り組みを積極的に支援し、全国に誇りうる本県の新たなブランドとして大きく育てていきたいと考えております。

能登牛については、全国に通用するブランドの確立に向け、年間一千頭生産体制を実現するため、全国有数の畜産企業である赤城畜産(有)を能登に誘致するなど、着実に取り組みを進めてきたところであり、一年余りに迫った北陸新幹線金沢開業を踏まえ、引き続き、官民一体となって着実に取り組んでまいります。

来年春に開催される第六十六回全国植樹祭につきましては、先般、実行委員会において基本計画を取りまとめたところであります。北陸新幹線の金沢開業後最初の全国的イベントであり、約一万人の方々が参加されることから、本県の様々な魅力を全国へ発信できるよう、石川ならではの工夫を凝らすなど、開催準備に万全を期してまいります。

林業につきましては、戦後造成された人工林の多くが木材として利用可能な時期を迎えておりますが、木材価格の低迷や収集・運搬コストが引き合わないなどの理由により利用されない間伐材等が林内に放置されており、森林整備の促進や資源の有効活用の観点から利用の促進が求められているところであります。

こうした中、県としては、本県を創業の地とする 小松製作所や県森林組合連合会との連携により、未利用となっている間伐材等をチップ化し、バイオマス燃料として活用するモデル・プロジェクトを実施することとし、明日、「林業に関する包括連携協定」を締結する運びとなりました。これにより、森林整備の促進が図られるとともに、バイオマスエネルギーの活用により地球温暖化防止にもつながることから、間伐材等のチップ化施設や木質バイオマスボイラーの整備を支援することといたしました。

海女文化につきましては、世界農業遺産である「能登の里山里海」の代表的な地域資源である「輪島の海女漁」について、輪島市と連携して基礎調査を実施しているところであり、将来の国重要無形民俗文化財の指定を目指し、取り組みを進めてまいります。また、先月二十四日、本県と三重県が中心となり、海女文化の継承や生業としての海女漁の振興に向けて取り組んでいくため、全国八県が参加する全国海女文化保存・振興会議を設立したところであり、今後、海女文化の情報発信や海女漁のブランド化などについて、具体の検討を進めてまいりたいと考えております。 

 

以上

 

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