緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成25年第2回県議会定例会) - 平成25年6月11日 - > 議案説明要旨(平成25年第2回県議会定例会) - 平成25年6月11日 - 「安全でうるおい豊かな環境づくり」について

印刷

更新日:2013年6月17日

ここから本文です。

議案説明要旨(平成25年第2回県議会定例会) - 平成25年6月11日 - 「安全でうるおい豊かな環境づくり」について

主な施策の取り組み状況について

3.「安全でうるおい豊かな環境づくり」について盛んな特色ある地域づくり」について

第三は、「安全でうるおい豊かな環境づくり」についてであります。

地震・津波対策につきましては、東日本大震災を踏まえて行われた国の防災基本計画の見直しを受け、先月二十二日、石川県防災会議において地域防災計画を見直したところであり、災害時に民間事業者から協力を得るための応援協定の締結や、他の市町や他県への避難に備えた被災者の受入協定の締結をはじめ、災害への対応力の強化や被災者への対応の改善などに取り組んでいくことといたしました。

原子力防災対策につきましては、三月に開催された石川県防災会議において、原子力規制委員会から示された原子力災害対策指針を踏まえ、防災対策の重点区域を三十キロメートルとすることや避難に際しての放射線量の基準、町会単位での具体的な避難先などを盛り込み、原子力防災計画を見直したところであります。三十キロメートル圏内の八市町においても、四月までに、この見直しを反映した原子力防災計画を策定したところであり、これにより、本県の原子力防災対策については、避難を中心として、現段階における基本的な枠組みが定まったものと考えております。

さらに、この秋には、三十キロメートル圏内の市町や被災者の受入予定市町、防災関係機関の参加を得て、住民参加型の実動訓練を実施し、避難対策の実効性をより高めていくことといたしました。

また、奥能登地域については、陸上交通に支障が生じた場合には、金沢や加賀方面への二次的な避難も課題となることから、海路による避難や物資の輸送手段を確保するため、今般、石川県漁業協同組合及び北信越旅客船協会との間で災害時の応援協定を締結することとし、現在、具体の内容について鋭意協議を進めているところであります。

なお、去る五日、国が緊急時モニタリングのあり方、安定ヨウ素剤の配布や服用の方法等を盛り込み、原子力災害対策指針を改定したところであり、県としては、今後、原子力防災対策部会において議論のうえ、原子力防災計画に適切に反映してまいりたいと考えております。

今後とも、国の動向を見極めながら、県民の安全・安心の確保のため、原子力防災対策のさらなる強化に、しっかりと取り組んでまいる所存であります。

再生可能エネルギーの導入促進につきましては、来月を目途に、有識者等による検討会議を設置し、本県の地域特性を活かした「再生可能エネルギー推進計画」の策定に着手することとしたところであり、今後、国の動向も注視しながら、エネルギー源の多様化や地球温暖化対策等の観点からご議論いただくとともに、計画策定を待つことなく、県として可能なところから具体の取り組みを進めてまいります。

昨年三月、再生可能エネルギーに関する課題に共同で取り組んでいくため、東京大学先端科学技術研究センターとの間で、自治体としては全国で初めて連携協定を締結し、再生可能エネルギー分野の研究開発に取り組む県内企業を支援してきたところであります。

こうした中、太陽の光に加え、熱も併せて活用する高効率の発電システムの開発に向けた県内企業と東大先端研、工業試験場による共同研究が国の大型プロジェクトに採択されたところであり、引き続き、具体の成果に結びつくよう、マッチングや共同研究を支援していきたいと考えております。

県立中央病院の建て替えにつきましては、昨年度とりまとめた基本設計を踏まえ、高度専門医療と快適な療養環境を提供し、全国に誇ることのできる機能的な病院となるよう、先般、実施設計に着手したところであり、引き続き、県民から信頼される高度専門病院を目指し、着実に取り組みを進めてまいります。

以上

●目次に戻る ●前へ戻る ●次へ進む

 

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す