議案説明要旨（平成23年第3回県議会定例会） - 平成23年6月14日 - 平成二十二年度決算について

◎平成二十二年度決算について

最後に、平成二十二年度の決算についてであります。景気の持ち直しの動きを受け県税収入が予想を上回ったことや歳出の節減努力等により、財政調整基金及び減債基金については、その取り崩し額を圧縮したものの、なお、十五億円の取り崩しを余儀なくされました。また、県債については、新規発行の抑制等により、臨時財政対策債と能登半島地震復興基金に係る転貸債を除く年度末残高では、八年連続で前年度を下回る水準に抑制したところであります。しかしながら、新たな「財政の中期見通し」でお示ししたとおり、今後の財政運営は引き続き厳しいものが予想されるため、先に申し述べたとおり、持続可能で強固な行財政基盤の確立に向け、更に努力を続けてまいる所存であります。

議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。

以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。

 

以上

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