議案説明要旨（平成23年第5回県議会定例会） - 平成23年11月30日 - 一般会計補正総額等及びその他諸議案について

◎ 一般会計補正総額等及びその他諸議案について

これらにより、一般会計補正総額は二十六億七千百万円余となり、その財源としては、国庫支出金十五億五百万円余、県債十一億六千四百万円などを充てることとしているほか、職員費の減額に合わせ、財政調整基金の取り崩しを五億円取り止めることといたしました。

また、公営競馬など三つの特別会計及び中央病院など三つの事業会計でも所要の補正を行っております。

次に、その他の諸議案のうち、主なものについてご説明申し上げます。

議案第十号は、先に開催されました石川県名誉県民選考委員会の答申に基づき、大樋年朗氏を石川県名誉県民として選定いたしたく、石川県名誉県民条例第二条の規定により、同意を求めるものであります。大樋氏は、藩政期から息づく大樋焼の世界で現代感覚あふれる芸術性豊かな作風を確立され、我が国の美術工芸界の第一人者として活躍されており、先般、その功績により文化勲章を受章されたことから、このたび石川県名誉県民として顕彰いたしたいと考えたところであります。

議案第十一号は、来年度から公の施設の管理を行わせる五十の指定管理者を定めようとするものであります。

議案第十三号は、「いしかわ森林環境基金評価委員会」の最終報告を踏まえ、いしかわ森林環境税の課税期間の五年間延長等を行おうとするものであります。森林が有する水源のかん養や山地災害の防止といった公益的機能を維持するため、平成十九年度の創設以来、水源地域をはじめとする手入れ不足林の整備や県民参加の森づくりを着実に推進してきたところでありますが、引き続き県民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、森林を健全な姿で未来の世代に継承できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 

以上

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