県議会の議案説明要旨 - 平成22年9月6日 - 7.「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

◎ 9月補正予算の編成について

7.「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

第七は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」についてであります。
近年、米の消費が低迷し、その価格も下落傾向にある中、新たな需要開拓が喫緊の課題であります。本県でも、農業総合研究センターにおいて、米粉の新たな用途開発に向け、産学官連携で取り組んでいるところでありますが、今般、米粉を原料とする乳化剤について、その実用化に向けた技術開発が今年度の国の公募型研究として採択されたところであります。今後、これらの研究による実用化を急ぎ、米の需要拡大に繋げてまいります。
戦略作物としてブランド化に取り組んでいる「ルビーロマン」につきましては、将来の全国販売を見据え、先月二十日、東京大田市場において試験販売を開始し、市場関係者や小売店からも高い評価をいただいたところであります。来年度以降の本格出荷に向け、確かな手応えを得たところであり、今後とも、全国に誇れる本県ブランドとして育つよう、関係者と一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

以上

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