県議会の議案説明要旨 - 平成22年9月6日 - 4.「個性を活かした文化と学術の地域づくり」について

◎ 9月補正予算の編成について

4.「個性を活かした文化と学術の地域づくり」について

第四は、「個性を活かした文化と学術の地域づくり」についてであります。
金沢城公園につきましては、本年四月の河北門の完成供用に続いて、城郭としての更なる魅力向上を図るため、橋爪門の二の門と枡形土塀を復元することとしており、現在、埋蔵文化財調査を進めているところであります。石川門の保存修理を含め、平成二十六年度までの金沢城三御門の完成を目指し、風格ある城郭景観を整備してまいります。
また、旧県立体育館跡地の玉泉院丸跡につきましては、埋蔵文化財調査と並行して、新たに調査検討委員会に整備活用部会を設置し、利活用や暫定整備のあり方について検討を進めているところであります。これらの検討結果を踏まえ、玉泉院丸跡を取り巻く貴重な文化遺産である石垣の保全整備に着手すると同時に、跡地の入口に位置する外堀園地の修景整備を行い、しいのき迎賓館やいもり堀に連なる城外周部の景観を早期に整え、都心部の回遊性や魅力の向上を図ってまいります。
看護大学及び県立大学につきましては、来年四月の公立大学法人化に向け、具体の諸準備を進めており、今議会に、法人の目的や名称、組織体制などを定める定款や、県から法人に出資する財産などについて関係議案を提出しております。今後とも、法人化が円滑に図られるよう、万全を期してまいりたいと考えております。

以上

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