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更新日:2010年9月16日

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県議会の議案説明要旨 - 平成22年9月6日 - 3.「交流が盛んな特色ある地域づくり」について

◎ 9月補正予算の編成について

3.「交流が盛んな特色ある地域づくり」について

三は、「交流が盛んな特色ある地域づくり」についてであります。
陸新幹線につきましては、来年度国家予算の概算要求で、整備新幹線全体の建設事業費として、今年度を上回る二千九百五十億円の要求がなされておりますが、一方で、未着工区間の取扱いや並行在来線対策などの課題については、未だ国の明確な方向性が示されていないところであります。
後とも、金沢までの一日も早い開業に必要な予算の確保はもとより、白山総合車両基地以西の認可・着工の早期実現と全線整備、並行在来線対策などについて、沿線各県と連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、国等に対して、強く働きかけてまいりたいと考えております。
陸新幹線金沢開業に向けたアクションプラン「STEP21」の推進につきましては、去る七月二十八日、県内各界各層の代表者や学識経験者等からなる「STEP21県民推進会議」が発足し、開業に向けた気運の醸成、県内外への情報発信など、県民総ぐるみの取り組みを推進する官民挙げての体制が整ったところであります。
た、開業効果を県内全域に波及させるためには、県内各地における地域の魅力向上に向けた自発的な取り組みが重要であることから、本年六月、民間グループや団体が行う重点プロジェクトの取り組みを財政面から支援する制度を創設したところであります。今般、プロジェクトの提案を広く募集したところ、多くの提案がなされ、そのうち先導的な取り組みをリーディング事業として財政支援すべく、所要の予算を計上いたしました。今後とも、創意工夫に満ちた民間の取り組みを募り、更なるレベルアップが図られるよう、必要な助言を行いながら、重点プロジェクトの推進に全力を挙げて取り組んでまいります。
せて、新幹線開業後の首都圏との交流促進に向け、県内の豊かな食文化の情報発信とレベルアップを図るため、来年一月、能登丼をはじめとする県内のご当地グルメを一堂に集める「いしかわ食のてんこもりフェスタ(仮称)」を県内で開催いたします。この機会を通じ、参加事業者に対し必要な指導・助言を行い、首都圏市場を見据えた更なるステップアップを後押しすると同時に、食を切り口として県内各地域の魅力を発信してまいります。
らに、首都圏における情報発信を強化するため、本県の魅力ある食と祭りをメインとした総合的なPRの場として、来年一月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2011」に参加いたします。県産食材を使った石川ならではの食の販売、祭りの実演などを行い、本県の更なる認知度向上と首都圏からの誘客促進を図ってまいります。
お、本年一月、第一回の「全国丼サミット」を本県で開催したところでありますが、来月二日・三日の両日、神奈川県小田原市で「全国丼サミットおだわら2010」が開催される運びとなり、引き続き能登丼が出店することとなりました。能登丼の地域ブランドとしての更なる認知度の向上を図ってまいりたいと考えております。
月一日、福井県あわら市内において、石川・福井両県、地元市町をはじめ、経済・観光団体、更には農業・漁業団体も参加して、「県境サミット」を開催いたしました。このサミットでは、県境地域の活性化を図るため、広域観光を核とした連携について確認をし、関係者からなる協議会を立ち上げ、共同で事業を推進していくことについて合意したところであります。県境地域が有する温泉や自然、歴史文化などの観光資源の魅力と認知度の向上に向け、まず今年度は、両県共同での情報発信やキャンペーンなどに取り組むこととしており、南加賀地域をはじめとする本県の観光誘客の拡大に繋げてまいります。
月、のとじま水族館に、日本海側で初めてジンベエザメを展示する「ジンベエザメ館青の世界」がオープンし、連日多くの方々にご来館いただいております。能登地域のみならず、本県への新たな誘客の目玉になるものと、大きな期待を寄せているところであり、今後とも、工夫を凝らしながら、水族館の更なる魅力向上に努めてまいります。
外誘客につきましては、我が国への外国人旅行客数が増加に転じるなど、一昨年の世界不況等の影響からの回復傾向が見られております。特に中国については、訪日個人観光ビザ発給要件の大幅な緩和を契機に、本県の更なる認知度向上を図るため、先般、現地において、直接本県の魅力をアピールしてきたところでありますが、今後とも、インターネットなどによる情報発信を強化するとともに、教育旅行の誘致を図るため教育関係者を招へいするなど、誘客促進に積極的に取り組んでまいります。
えて、来年三月、日本と台湾の政府高官、旅行関係者等が一堂に会する「第四回日台観光サミット」が本県で開催される運びとなりました。この機会を通じ、本県の魅力を積極的にPRし、更なる誘客促進に繋げてまいりたいと考えております。
松空港につきましては、国内線の利用状況は、今年度に入り、羽田便がビジネス利用を中心に増加に転じており、上海、ソウル、台北の国際定期路線及び国際貨物路線についても、前年同期を上回る状況となっております。航空会社等とも連絡を密にしながら、航空ネットワークの維持・拡充を図っていくため、更なる利用促進に取り組んでまいります。
後とも、小松基地並びに空港周辺住民の皆様方のご理解とご協力を得ながら、日本海側の拠点空港としての発展に向け、努力してまいる所存であります。
登空港につきましては、開港以来七年連続で目標とする搭乗率を確保することができました。これは地元利用が開港以来初めて前年を上回ったことにも表れているように、地元の皆様方はじめ関係各位の一丸となった取り組みの賜であります。八年目につきましても、引き続き、首都圏からの誘客活動を推進すると同時に、地元市町や関係団体と一体となって利用意識の向上を図り、需要拡大に努めていく所存であります。
路網の整備につきましては、北陸新幹線金沢開業を見据え、珠洲道路や河北縦断道路などの広域交流ネットワークの整備を促進すると同時に、これらの幹線道路と一体となって回遊性の向上を図るため、安宅スマートインターチェンジのアクセス道路である小松加賀線の小松市安宅地内の整備を前倒して年度内に完成させるほか、片山津山代線の加茂バイパスなどの整備を促進することといたしました。

以上

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