県議会の議案説明要旨 - 平成21年9月9日 - 8  「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

◎  9月補正予算の編成について

8  「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

第八は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」についてであります。

農業人材の育成につきましては、本年四月、プロの農業者から農業の応援団まで幅広い人材の育成を図るため、新たに「いしかわ耕稼塾」を開設したところであり、現在、新規に就農を希望する方々を中心に、栽培の基礎を学ぶ「予科」で三十名、講義や圃場実習により栽培と経営の基礎を学ぶ「本科」で八名の方が学んでおります。さらに、来月には、自立経営を目指し、生産から販売まで一連の過程について、塾生自らが計画を立てて実践する「専科」を開講することとしております。

こうした中、問い合わせも多く寄せられ、今後、応募者の増加が見込まれることから、今回、実習施設等の増設を前倒しで実施し、受入体制を整備いたします。

森林整備や林業の活性化につきましては、「森林整備・林業活性化基金」を活用し、間伐に不可欠な路網整備や間伐を促進しているところでありますが、今回、基金を追加造成し、更に路網整備の促進を図ると同時に、新たにニセアカシアの植栽による海岸林の再生、地域ぐるみで実施する里山林の整備、木造公共施設での県産材の利用などを促進することといたしました。

また、公共事業等により林道や手入れ不足林の整備を促進するとともに、「森林整備地域活動支援基金」を活用し、間伐に向けた森林の事前調査を支援いたします。

 

以上

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