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更新日:2010年4月7日

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県議会の議案説明要旨 - 平成21年2月26日 - 2 競争力のある元気な産業づくりについて

◎  主な施策の概要について

2  競争力のある元気な産業づくりについて

第二は、「競争力のある元気な産業づくり」についてであります。

先の見えない深刻な経済状況の下ではありますが、必ずやって来る景気回復を見据え、新たな産業の芽を育てるなど、未来への先行投資を怠りなく実施しておくことが重要であります。このため、新たな技術や商品の開発、市場開拓、産業人材の育成などに重点を置き、県内企業の意欲的な取り組みを積極的に支援していくことといたしました。

まず、本県の産業構造に更に厚みを加えるための次世代産業の創出についてであります。炭素繊維については、金属に代わる素材として、自動車部品や日用品など多様な用途への実用が可能であり、既に県内の繊維企業と金属加工企業が実用化に向けた研究開発に取り組んでいるところであります。この取り組みを更に加速させるとともに、生産技術の高度化を図り、裾野の広い次世代産業として、大きく育てていきたいと考えており、加えて、環境ビジネスやバイオ・アグリビジネスについても、今後の成長が大いに期待できることから、これらの可能性調査や研究開発を積極的に支援してまいります。

また、現在、機械・繊維・食品・ITの四業種を対象としている競争力強化技術開発支援事業については、対象業種を製造業全体に拡大し、県内中小企業のコスト削減や品質向上などを目指した生産技術の高度化を幅広く支援することといたしました。

昨年は、トヨタ自動車(株)との展示・商談会を開催し、大きな成果を上げたところであり、来年度も、新たな大手メーカーとの展示・商談会の開催を検討しております。また、東京で開催しているアパレル懇談会やいしかわ伝統工芸フェアの開催についても、引き続き支援し、県内企業の技術力の向上と販路の拡大を図ってまいります。

産業人材の育成・確保は、本県経済の活力の維持と飛躍に向けた礎であり、現下の厳しい経済・雇用情勢の中にあっても、怠りなく取り組んでいかなければなりません。

このため、本県の基幹産業である機械・繊維・食品・ITの四業種及び今後の成長が見込まれる次世代産業を対象に、産業人材の育成・確保のあり方と方向性を示す「いしかわ産業人材構想(仮称)」を策定することといたしました。今後、企業や教育機関の関係者、有識者などで構成する策定会議において幅広く検討し、来年度末までに策定したいと考えております。

金沢港につきましては、昨年十一月に大浜地区大水深岸壁が供用開始し、国際物流拠点港として始動したところであります。今後、水深十三メートル化に向け、更に航路や泊地の浚渫などを進めるほか、金沢港の利用拡大を図るため、荷主に対する助成制度を創設し、官民一体となった積極的なポートセールスを展開すると同時に、港湾活用型企業の集積に全力で取り組んでまいります。 

 

以上

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電話番号:076-225-1221

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