県議会の議案説明要旨 - 平成20年9月11日 - 4 「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について

◎  9月補正予算の編成について

4 「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について

第四は、「みんなで支える安らぎのある社会づくり」についてであります。

今年で創設三年目となるプレミアム・パスポート事業につきましては、多数の企業等のご賛同により、先月、協賛店舗数が当面の目標である二千店舗に達したところであり、改めて感謝を申し上げる次第であります。

本県が先駆的に取り組んでまいりました同事業については、現在、三十九の道府県で類似の取り組みが行われるなど、全国的な広がりを見せており、今回新たに、行政関係者や協賛企業が一堂に会する全国大会を本県で開催することといたしました。これを契機に、本県における子育て支援の取り組みの更なる充実に繋げていきたいと考えております。

子どもの引きこもりや不登校等につきましては、小児期のうつや発達障害などを含め、子どもの心の問題がその要因である場合が多いとされております。そのため、県内の医療や保健、教育、福祉関係機関が連携したネットワークを新たに構築し、こうした子どもたちに対する早期の医療面でのケアをはじめ、保護者に対する支援の充実などを図っていくことといたしました。

また、本県における少子化対策の行動計画である「いしかわエンゼルプラン2005」につきましては、その計画期間が来年度末に終了することから、必要な見直しに向け、県民意識調査を実施いたします。

障害者施策につきましては、新たに国の認証が得られたことから、障害者支援施設の改築整備等に対して助成を行うほか、授産施設等における工賃の引き上げなどを支援するため、地域の企業等と連携し、授産事業の発注や就労の受け入れなどを促進する仕組みづくりに取り組むことといたしました。

 

以上

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