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更新日:2010年4月6日

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県議会の議案説明要旨 - 平成20年3月12日 - 3月補正予算の概要について

◎  3月補正予算の概要について

本日、追加提案をいたしました平成十九年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算などにつきまして、その大要をご説明申し上げます。

今回の補正予算は、先般成立した国の補正予算で新たに認証が得られたものなどを計上するほか、この時期に対応せざるを得ない諸事業につきまして所要の予算を措置いたしました。また、今年度の最終補正予算となるため、各事業の執行状況を精査し、整理いたしたところであります。

まず、能登半島地震からの着実な復旧・復興を図るため、国の補正予算を活用し、国道二百四十九号の八世乃洞門については、平成二十一年末の新たなトンネルの完成に向けて事業の進捗を図るほか、穴水町における復興のシンボルとなる大町通り線及び本町線については、来年度からの本格着工に向け、前倒しで調査・設計等に着手することとしております。

また、金沢港大水深岸壁につきましても、国の補正予算を活用し、浚渫土砂埋立護岸の整備事業の更なる進捗を図ることとしており、本年秋の水深十二メートルによる供用を目指し、全力を挙げて整備に取り組んでまいります。

以上のほか、障害者支援施設の整備に係る助成を行うほか、冬季に損傷した路面補修や図書館の資料の充実を図ることとしております。また、事務的経費の節減や入札執行後の残額、災害復旧事業等の精算整理などにより不用額が生じたものについて、減額整理を行っております。

この結果、総額で七十一億九千四百万円余の減額補正となり、現計予算とあわせ、五千九百二十億九千五百万円余となっております。

歳入についてでありますが、地方交付税や財産売り払い収入などが既に計上している予算を上回ることとなったことから、将来の財政需要に備え、予定していた財政調整基金や減債基金の取り崩しを一部取り止めることといたしました。

特別会計につきましては、新たに港湾整備特別会計を設置することによる整理のほか、事業会計を含め十六の会計を、今回、補正しております。

 

以上

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