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更新日:2010年4月6日

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県議会の議案説明要旨 - 平成19年9月10日 - 1  交流が盛んな特色ある地域づくりについて

◎  9月補正予算の編成等について

1  交流が盛んな特色ある地域づくりについて

さて、今般、提案をいたしました補正予算におきましては、災害復旧などの緊急を要する対策や当初予算編成後における情勢の変化や事業の進捗などにより、現時点で新たに対応が必要となったものについて編成をいたしました。以下、主な施策につきまして、当初予算の取り組み状況と併せ、その概要をご説明申し上げます。

第一は、「交流が盛んな特色ある地域づくり」についてであります。

北陸新幹線につきましては、来年度国家予算の概算要求で、整備新幹線全体の建設事業費として、本年度を十六パーセント上回る三千六十九億円の要求がなされております。また、現在、与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームにおいて、「政府・与党申合せ」の見直しに向けて検討が進められているところであります。今後とも、金沢までの一日も早い開業に必要な予算の確保と白山総合車両基地以西の早期全線整備、並行在来線の安定経営のための支援について、沿線各県と連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、最大限の努力をしてまいる所存であります。

小松空港につきましては、近年の経営環境の急激な悪化を背景としたカーゴルックス便の減便が取扱貨物量の更なる減少につながるとの懸念から、県議会、地元経済界などとともにルクセンブルグを訪問し、直接カーゴルックス航空本社や政府機関に対し、これまでの本県の取り組みや小松空港及び日本市場の重要性を訴え、長期的な観点からの検討を求めてまいりたいと考えております。

また、台湾との定期便につきましては、先般、国土交通省をはじめとした関係機関に対し、早期就航に向けた要望を行ったところであり、引き続き、議員各位をはじめ、関係各位のご支援、ご協力をいただきながら、その実現に向けて、着実に取り組むこととしております。

今後とも、小松基地並びに空港周辺住民の皆様方のご理解とご協力を得ながら、日本海側の拠点空港としての発展に向けて努力してまいる所存であります。

能登空港につきましては、開港四年目の利用者数が、能登半島地震の影響もあり、開港以来、初めて前年を下回りました。その結果、販売促進協力金をいただくまでには至らなかったものの、四年連続で目標とする搭乗率を達成できたことは、ひとえに、地元の皆様方の一丸となった取り組みの成果であり、深く感謝を申し上げる次第であります。

開港五年目にあたり、運航ダイヤの改善など利便性の向上を図っていくためには、安定した実績を確保していくことが必要であり、県としては、引き続き、風評被害の払拭に全力を挙げるなど、首都圏を中心とした利用促進に積極的に取り組んでまいる所存であります。また、地元市町においても、これまで以上に関係団体が一丸となった利用促進策を進めていただくことを期待しているところであります。

道路網の整備につきましては、先月、金沢と能登地域との連携強化、金沢港へのアクセス向上などを図る地域高規格道路「金沢能登連絡道路」の直線化区間の本格工事に着手いたしました。

また、小松空港利用者の利便性の向上、小松鉄工団地など周辺工業団地の物流支援等を目的に、安宅パーキングエリアを活用したETC専用のスマートインターチェンジ社会実験の実施が認められたことから、必要な道路整備を行うことといたしました。来年三月から社会実験を開始し、採算性など運営上の課題がないことが確認されれば、その後常設化されることとなっており、福井県とも連携して積極的な広報に努め、利用促進を図ってまいります。

 

以上

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石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

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