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更新日:2010年4月9日

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県議会の議案説明要旨 - 平成19年2月22日 - 8 魅力ある産業としての農林水産業づくりについて

◎  主な施策の概要について

8 魅力ある産業としての農林水産業づくりについて

第八は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」についてであります。

農業を取り巻く環境は、従事者の高齢化や価格低迷など大変厳しい状況にあります。農業を魅力ある産業として活性化するため、「いしかわの食と農業・農村ビジョン」に基づき、やる気と能力のある力強い担い手の育成・確保を図ると同時に、消費者ニーズに対応した売れる農産物づくりに向け戦略的な生産・流通体制の確立に取り組むこととしており、併せて、農林水産部本庁組織の見直しを行うこととしております。

平成十九年産から導入される国の品目横断的経営安定対策につきましては、導入当初において、対象となる認定農業者や集落営農組織に、約四割の農地を集積できる見込みであり、引き続き、農地の集積による規模拡大のほか、集落営農組織の立ち上げや経営安定に向けた取り組みを進めてまいります。また、農地・農業用水等の適切な管理や農村環境の向上に資する地域ぐるみの共同活動に対しても、新たに支援することとしております。

農業の担い手の裾野を広げるため企業の農業参入を促進する取り組みとしては、先月開設した「農業参入サポートデスク」に加え、今後、県内外の企業に対して広く働きかけ、受入希望の市町・集落とのマッチングや参入企業への支援に努めてまいります。

また、本県の特色ある農産物の生産と流通を推進するため、戦略作物等について、食品関連企業との連携による販路拡大や新商品開発を進めるほか、新たに、販売促進対策を統括する「ブランド食材プロデューサー」を設置することといたしました。また、「能登野菜」の認証や周知、共同出荷に向けた取り組みについても支援することとしております。

森林の保全についてであります。水源のかん養や山地災害の防止など、森林の有する公益的機能を維持するため、本年四月から導入する「いしかわ森林環境税」を活用し、水源地域等における手入れ不足人工林の整備を行うとともに、森林ボランティア活動など県民の皆様方のご理解とご参加による森づくりを推進することとしております。

また、外材価格の上昇などによる住宅や合板分野での国産材活用の機運を捉え、間伐材の有効活用が喫緊の課題となっている能登地域において、木材加工流通拠点の整備に向けた取り組みを支援するなど、間伐材の安定供給体制の確立を図ることとしております。

水産業につきましては、漁獲減少や魚価低迷等厳しい状況への対応が課題であり、先般、資源回復や流通対策等を柱とした新たな水産振興ビジョンの中間とりまとめを行いました。これを受け、網目拡大による漁獲量の影響調査や鮮度保持技術の開発など資源回復と魚価対策一体での収益確保策や、首都圏への販路拡大に向けた取り組みを支援してまいります。

 

以上

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電話番号:076-225-1221

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