緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年9月13日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年9月13日 - 1  いしかわの個性を活かした交流人口の拡大について

印刷

更新日:2010年4月5日

ここから本文です。

県議会の議案説明要旨 - 平成17年9月13日 - 1  いしかわの個性を活かした交流人口の拡大について

◎  9月補正予算の編成について

1  いしかわの個性を活かした交流人口の拡大について

さて、本年度の当初予算は、引き続き厳しい財政状況の中、ハードからソフトへの転換、選択と集中による施策の重点化を念頭に編成し、今日までその執行に全力を傾けているところであります。一方、時代の変化の潮流は激しく、住民ニーズも多様化している中で、交流人口の拡大、産業の革新、少子化対策といった人口減少時代を見据えた新たな対応、県民生活の安全・安心の確保、環境配慮型社会への移行、豊かで活力ある地域づくりなど、今後とも取り組むべき課題が山積しているところであります。

三位一体の改革についても、真の地方分権改革の実現に向けて、これからが正念場であります。また、公債費や扶助費等の増加により、今後、極めて厳しい財政状況が見込まれる中、地方分権の受け皿に相応しい持続可能な行財政基盤を確立するため、行財政改革を更に推し進めていかなければなりません。

幸い、本県は、北陸新幹線の金沢までの延伸が決定したほか、一県二空港体制や道路ネットワークなど、強力な広域交流基盤も整ってまいりました。また、多くの先人が築き上げてきた歴史や伝統文化の蓄積、勤勉で質の高い人材と特色ある産業の集積、四季折々の変化が実感できる豊かな自然環境など、他に誇るべき優れた地域資源に恵まれております。こうした交流基盤や地域資源を積極的に活用しながら、更に知恵と工夫を凝らすことにより、県民の方々が誇りを持って、心豊かに暮らせる活力に満ちた社会を実現することができると確信しております。

以上のことを念頭に、これまで県政の運営に当たってきたところであり、今般の補正予算についても、このような考え方を基本として、現時点で対応すべき諸施策を盛り込み編成をいたしたところであります。以下、主な施策につきまして、当初予算の取り組み状況と併せ、その概要をご説明申し上げます。

第一は、いしかわの個性を活かした交流人口の拡大についてであります。

交流人口の拡大に向け、「新ほっと石川観光プラン」に掲げた施策を実効性あるものとするため、先月、第一回目の「石川県観光創造会議」を東京で開催いたしました。委員の方々からは、石川ならではの観光資源の活用や県境を越えた広域観光の推進など、本県観光振興に対する貴重なご意見を賜ったところであります。今後県内でも開催し、本県の観光振興策へのご提言をいただくこととしております。

また、市町が地域の特性を活かし、観光地の魅力向上を図るために策定する「観光振興計画」への支援について、七市町の事業を採択したほか、温泉旅館等が高齢者、外国人、家族客など幅広い客層に対応し、誘客促進を図るために実施するユニバーサルデザイン推進のための整備についても、その支援枠を拡大することといたしました。

さらに、観光客の入り込みが減少する冬季対策として、新たにインターネットの旅行サイトを活用するほか、旅行代理店、交通事業者とのタイアップにより、冬の食材など本県の特色ある観光素材を情報発信するとともに、特に、「愛・地球博」後をターゲットとした冬季誘客キャンペーンをきめ細かく展開するなど、能登・金沢・加賀の広域的観点に立った誘客促進を積極的に進めることとしております。

伝統産業の振興については、先月、「いしかわの工芸・百選」を選定したところであり、今後、女性雑誌への掲載や首都圏デパートでの展示販売を通じて、本県の工芸品の魅力を全国発信し、新たな需要の掘り起こしを図ることとしております。

 

以上

●目次に戻る  ●前へ戻る  ●次へ進む

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す