県議会の議案説明要旨 - 平成16年6月7日 - 1 能登空港について

◎  最近の県政の状況について

1 能登空港について

本日、ここに、平成十六年第二回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

昨年の七月七日、七夕の日に開港した能登空港は、間もなく一年を迎えようとしております。この間の、累計で八十％を超える高い搭乗率は、偏に地元住民の方々の一丸となった取り組みの賜であり、地域の皆様方の熱い思いと底力を全国に示したものと思っております。本年四月からは運航機材が大型化されましたが、年間搭乗率七十％という目標をすでに達成をしております。また、周辺の温泉地において宿泊者数の増加が見られること、金沢、加賀と組み合わせた旅行形態が定着しつつあることなど、県内経済への波及効果も着実に現れてきていると言えます。

また、今月以降は台湾から能登へのチャーター便が運航されることとなっており、能登を玄関口とする広域交流に大きく寄与するものと期待をしております。

ただ、二年目となる今年こそ、真価の問われる年であります。今後とも地元の皆様方とともに、首都圏を中心とした更なる潜在需要の掘り起こしを強力に行うほか、伊丹便など新路線の開拓も視野に入れた幅広い取り組みを積極的に進めていきたいと考えております。

 

以上

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