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更新日:2010年4月9日

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県議会の議案説明要旨 - 平成16年3月12日 - 3月補正予算の概要について

◎  3月補正予算の概要について

本日、追加提案をいたしました平成十五年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算などにつきまして、その大要をご説明申し上げます。

まず、介護保険制度の円滑な運営を図るため、特別養護老人ホームやデイサービスセンター、ケアハウスなどの介護保険関連施設の整備を進めておりますが、今回、国庫の追加認証を確保し、計画を大幅に前倒しすることとしたところであります。

また、県立身体障害者授産所「セルプはくさん」の大規模修繕を行い、障害のある方々の就労環境を充実することとしております。

次に、海上テロ対策として、港湾の危機管理の強化が盛り込まれた改正SOLAS条約(海上人命安全条約)が本年七月に発効されることに伴い、国の補正予算を活用し、重要港湾である金沢港及び七尾港において監視装置やフェンス等を整備し、保安対策の強化を図ることといたしました。

RDF専焼炉の安全対策についてであります。RDF貯蔵施設に係る安全対策の一環として、石川北部アール・ディ・エフ広域処理組合では、昨年十二月に国が示したガイドラインに基づき、サイロ内のガス監視装置を設置するなど、より安全な施設運営を行うこととしております。今回、RDF化事業を推進してきた県としても、同組合の安全対策事業に対し支援をすることとしたところであります。

以上のほか、福祉・医療対策として、老人医療給付費等の増加に伴い所要の県負担金などを追加計上するほか、冬期に損傷した道路の路面復旧などを早期に実施するとともに、美術館の展示品及び図書館の資料充実を図ることとしております。また、全庁的な取り組みによる事務的経費の節減や入札執行後の残額、災害復旧事業等の精算整理などにより不用額が生じたものについて、減額整理を行っております。

この結果、総額で七十二億八千三百万円余の減額補正となり、現計予算とあわせ、六千六十九億円余となっております。

歳入についてでありますが、県税収入については法人二税を中心に当初の見積もりを上回っており、今回六十五億円を補正することといたしました。また、地方交付税や財産売り払い収入などが既に計上している予算を上回ることとなったことから、今後の財政運営を考慮し、予定していた減債基金の取り崩しを一部取り止めることといたしました。さらに、将来を見据え、県債の一部を繰上げ償還することにより、県債残高を抑制することとしたところであります。

特別会計につきましては、事業会計を含め十六の会計を、今回、補正いたしております。

土地取得特別会計については、昨年十二月に移転した石川森林管理署跡地について、兼六園周辺文化ゾーンに位置する貴重な用地であることから、県で取得することとし、所要額を計上したところであります。

また、金沢競馬につきましては、先日の議案説明において申し上げたとおり、今年度は大幅な赤字にならざるを得ない状況であり、今回の補正予算において基金の取り崩しにより対応することといたしました。なお、このため、石川県公営競馬施設整備基金を、従来の施設整備のほか運営経費にも活用できるようにすることとし、今回、条例の一部改正を提案したところであります。競馬事業を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、来年度は、開催規模の縮小など徹底した経費節減や他場との連携強化による売り上げ向上に努めるなど、健全経営につなげていきたいと考えております。

繰越明許費については、百十件、二百二十四億九千三百万円余を計上しており、年度の端境期にあっても切れ目なく事業が展開され、事業の平準化を図ることができるものと考えております。

 

以上

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