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更新日:2010年4月2日

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県議会の議案説明要旨 - 平成15年2月24日 - 3 環境配慮型社会への移行

◎  主な施策の概要について

3 環境配慮型社会への移行

第三は、「環境配慮型社会への移行」についてであります。

地球温暖化の防止や循環型社会の形成など、本県が今後目指すべきビジョンを示し、環境施策を強力に推進する拠り所となる環境総合条例(仮称)につきましては、現在、環境審議会企画部会において盛り込むべき内容等について議論を深めるとともに、ワークショップを開催し県民の意見をお聴きするなど、鋭意作業を進めているところであります。今後、本年五月を目途に骨子案を作成し、県議会を始め、タウンミーティングなどにより県民、事業者からのご意見もお聴きして、条例案の策定作業を進めたいと考えております。

これまで本県独自の制度として取り組み、高い評価をいただいている「学校版環境ISO」を、自治会や家庭などにおいても実践し、地域ぐるみで環境にやさしい活動に取り組んでいただくため、この度、新たに「地域版・家庭版環境ISO」の指針を策定することといたしました。また、クリーンな新エネルギーの導入を一層促進するため、新たに住宅用太陽光発電システムの設置に対し助成することといたしております。

さらには、循環型社会の構築のためには、廃棄物の再資源化を進め最終処分量をできるだけ削減することが重要であることから、現在、学識経験者や関係事業者等で構成する協議会で「廃棄物再資源化事業促進計画」を策定しているところであります。今後は、この計画に基づき、再資源化を一層推進するため、事業者間のネットワークの組織化に対し支援し、資源循環を基調とした社会経済システムの実現に努めたいと考えております。

年六月にキックオフ宣言をし、県庁舎での導入を目指して、これまで鋭意、準備を進めてきたISO14001の取得につきましては、環境方針とその目標を定め、部局横断の推進組織を設置したところであり、来年度内に認証を取得することとしております。県の取組みが、環境保全活動に対する県民・事業者等の模範となるよう、精力的に作業を進めてまいりたいと考えております。

次に、本県の豊かな自然を活かした多彩な自然体験の機会を提供する「いしかわ自然学校」については、米国のヨセミテ国立公園の活動を参考として、専門知識や環境教育の指導技術を持った人材を養成する「インストラクタースクール」を新たに開設することとし、魅力あるプログラムの充実に努めたいと考えております。また、身近な自然に触れ合いながら里山の保全活動を行うモデル拠点として、夕日寺健民自然園の整備を進めることといたしました。さらに、昨年、白山室堂センターと宿泊施設の改修整備を終えましたが、今後とも貴重な自然環境を後世に守り伝えていくため、五か年計画で、白山の登山道や休憩施設の整備を進めることとしております。

 

以上

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