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更新日:2010年4月2日

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県議会の議案説明要旨 - 平成15年2月24日 - 2 県民生活の安全・安心の確保

◎  主な施策の概要について

2 県民生活の安全・安心の確保

第二は、「県民生活の安全・安心の確保」についてであります。

昨年発生した農産物への無登録農薬の使用や米の不正表示などの問題は、極めて許し難い行為であり、これにより失った消費者の信頼を回復することは、極めて重要な課題であります。国でも、無登録農薬に係る問題の発生を踏まえ、農薬取締法を改正し、新たに農薬の使用基準に違反した生産者にも罰則を科すなどの措置がとられることとなりました。県でも、生産者団体と連携して、農薬の適正使用について指導を徹底するとともに、農産物の農薬残留分析に対して支援するほか、農産物、牛肉、養殖カキについて生産流通履歴情報を開示するトレーサビリティ・システムをモデル的に整備することとしております。さらには、食品の不正表示を防止するため、消費者団体や食品表示モニターによる監視調査を実施するとともに、銘柄米のDNA鑑定を引き続き行うなど、食の安全・安心の確保に向けた各種の取組みを充実してまいりたいと考えております。

さらに、先にも述べました「食品安全対策室」の設置に加え、県の施策への反映を目的として消費者、生産者の方々のご意見をお聴きする「食品安全安心対策懇話会」を設置するほか、生産から流通、加工、消費に至る各段階の事業者、県、消費者の役割を明示し、県の具体的な施策の方向性を定める基本方針の策定にも着手することといたしました。

また、近年、いわゆるピンクビラの氾濫による青少年への悪影響が懸念されていることから、県、市町村、事業者及び県民が一体となってピンクビラ撲滅運動を積極的に推進し、青少年の有害環境の浄化に、より一層努めてまいりたいと考えております。さらに、金沢市及び野々市町の関係する地域住民の方々から、これまで強い要望がありました防犯ビデオカメラにつきましては、有識者からなる「石川県安全・安心まちづくり懇話会」での検討結果を踏まえ、関係市町と連携して金沢市片町地区と野々市町工大周辺地区に整備することといたしました。

次に、災害に強い県土づくりを推進するため、犀川など四つの重要河川で、時間毎の降雨量からその河川水位を予測するシステムを整備することとしたほか、土砂災害の情報を迅速に提供する土砂災害情報システムも九月から一部稼働させることとしております。

さらに、医療に関する相談等を県民がより身近な場所で行うことができるよう、各保健福祉センターに相談窓口を設置することといたしました。これにより、医療に関する県民の安全・安心の確保に努めたいと考えております。

 

以上

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所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

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