県議会の議案説明要旨 - 平成14年2月5日 - 大河ドラマ、加賀百万石博について

◎  大河ドラマ、加賀百万石博について

本日、ここに、平成十四年第一回県議会定例会が開かれるにあたり、提案をいたしました平成十四年度一般会計予算及び特別会計予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

はじめに、長らく待ち望んでおりました大河ドラマ「利家とまつ～加賀百万石物語～」が始まりました。これまで県民の皆様方とともに熱心な誘致活動を展開してきたことが実を結び、県内視聴率も極めて高く、さらには、全国の視聴者の方々からも好評を博していると聞いております。物の面ではほぼ満たされつつある反面、心の豊かさが求められている今、利家とまつが織りなす夫婦愛、家族愛が、今後とも共感を呼び、これからも県内外から高い関心が寄せられるものと期待をしております。

県政百三十周年という節目の年に、石川の礎を築いた利家とまつが、大河ドラマとして全国に放送されることは誠に喜ばしいことであります。このドラマにあわせて、三月二十三日から二百八十九日間にわたり金沢城公園において「加賀百万石博」を開催し、舞台となる本県の風格ある歴史と重厚な文化を、全国に情報発信することといたしております。

さらには、これを契機に、県民の方々に本県の歴史と文化に理解と関心を深めていただくため、「ふるさと教育」に関する施策を実施していくほか、利家とまつの居城であった金沢城においても、四月より来年一月まで、「金沢城四季物語」と題して、コンサートなど多彩なイベントを展開してまいりたいと考えております。  

 

以上

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