県議会の議案説明要旨 - 平成14年12月2日 - 9 行財政改革について

◎  県政の諸課題の進捗状況等について

9 行財政改革について

行財政改革につきましては、県議会を始め民間有識者からなる行財政改革推進委員会や県民アンケートなど、関係方面からのご意見を踏まえ、現在、新行財政改革大綱を策定中であり、さらに今議会でのご審議もいただき、可能な限り早く成案を得るよう努めてまいりたいと考えております。今回の行財政改革は、地方分権型社会に相応しい行財政システムを構築するため、県民ニーズの把握と県政への参加促進、政策の実行に際しコスト・スピード・サービスの質を重視した組織体制・運営の見直し、人材の育成・確保を重点にしたいと考えております。具体的には、県民ニーズを踏まえ、成果を重視する目標管理型の新しい行政経営システムを導入するとともに、サービス水準の維持向上にも配慮したうえで、職員定数の見直しや本庁及び出先機関の再編合理化によるコスト削減を進め、健全財政の維持に努めてまいりたいと考えております。また、縦割り組織から脱却した政策調整機能の強化などにも取り組むこととしております。さらに、県民の皆様にわかりやすい内容でお示しするために、改革の実施時期や数値目標も可能な限り設定したいと考えております。

 

以上

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