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更新日:2010年4月1日

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県議会の議案説明要旨 - 平成12年6月1日 - 2 新世紀に向けた良質な社会資本整備の推進について

◎  当初議会以降の進展について

2  新世紀に向けた良質な社会資本整備の推進について

第二は、新世紀に向けた良質な社会資本の整備の推進であります。

まず、能登空港につきましては、十五年の開港に向け順調に工事を進めており、昨日には能登空港ターミナルビル株式会社の設立総会を開催したところであります。なお、三月には羽田空港との発着枠が一便確保されたところであり、引き続き定期便就航の取り組みを強化するとともに、航空学校の立地推進など空港を核とした地域振興に努めてまいりたいと考えております。

小松空港につきましては、本年七月から運用時間の延長が認められ、羽田便が二便増便されることとなりました。今後とも的確な情報収集に努め、関係市町村、経済界などとともに、国際便の増便についてもさらに取り組んでまいりたいと考えております。また、滑走路の修繕強化については、関係各方面において調整が進んでいると聞いております。今後もさらにその実現に向け、関係機関に強く働きかけてまいりたいと考えております。

北陸新幹線につきましては、四月に発足した政府・与党整備新幹線検討委員会において、昨年十二月与党三党において取りまとめられた基本スキーム案どおりのフル規格整備が認められることを要望するなど、今後ともフル規格による早期全線整備に向けて沿線各県と連携を密にし、県議会及び関係各位の御支援をいただきながら最大限の努力をしてまいりたいと考えております。

のと鉄道につきましては、穴水─輪島間について、先般バス転換協議会を開催し、鉄道に劣らない利便性の確保を図ることができるよう、地元の意見を反映しながら検討しているところであります。

道路網の整備につきましては、能越自動車道の七尾市─氷見市間及び輪島市三井─穴水町此木間の整備計画の決定がなされたところであり、今後の早期着工に向けて強く国に働きかけていくこととしております。また、金沢外環状道路山側幹線の涌波トンネルや国道三百六十四号の新大内トンネル、志賀鹿西線の眉丈山トンネルにつきましては、この秋着工の予定としております。

電源立地につきましては、基本的には地域振興に有効な政策の一つであると理解しておりますが、原子力発電所の立地につきましては引き続き住民の合意を最大限に尊重し、慎重に対応してまいりたいと考えております。

原子力防災対策につきましては、さきの東海村臨界事故を踏まえ、発電所周辺の観測局の増設や緊急事態応急対策の拠点となるオフサイトセンター等の整備を進めております。

また、新たに施行された原子力災害対策特別措置法に基づき、北陸電力から志賀原子力発電所の災害予防対策、緊急時応急対策等を内容とした原子力事業者防災業務計画の協議がありました。県では関係自治体の意見もお聞きしながら、石川県地域防災計画との整合を図り、住民の安全確保を第一に検討を進めていくこととしております。

 

以上

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