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更新日:2010年4月2日

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県議会の議案説明要旨 - 平成12年2月28日 - 2  共に支え合う健康福祉社会の構築について

◎  重要施策への取り組み

○  新たな時代を拓く施策の展開について

2  共に支え合う健康福祉社会の構築について

第二は、ともに支え合う健康福祉社会の構築であります。

まず、介護保険制度の円滑な実施に向けた取り組みについてでありますが、措置から契約へとの基本方針の変革を踏まえ、利用しやすい制度の確立を目指すこととしており、公正的確な要介護認定の実施と適切な介護サービス計画の策定を支援するため、介護支援専門員の資質向上や専門家によるサポート体制の整備を図ることといたしました。また、ホームヘルパーの養成や介護関連施設の整備を引き続き促進し、介護サービス基盤の充実を図ります。加えて、市町村の介護保険財政の安定化を図るため、県において介護保険財政安定化基金を設置することといたしました。

このほか、利用者負担の軽減や家族介護支援対策などの介護保険周辺サービスの充実に努めるとともに、介護認定に伴う在宅サービスの低減対策として本県独自の上乗せ措置を講ずるなど、現時点で考え得る最大限の取り組みを行ったところであります。

なお、これらの措置とあわせて、在宅寝たきり老人等介護慰労金制度につきましては、段階的に縮小することとしており、敬老福祉金贈与事業につきましては昭和三十二年の制度創設以来、社会環境が変化してきていることなどから、節目の年齢に達した長寿者に対して慶祝の意を表する事業として再構築することといたしました。

障害者施策といたしましては、重度化・高齢化の進展や介護保険に代表される社会環境の変化を踏まえ、時代の要請にこたえ得る施策を推進するため、障害者プランの改定に着手するとともに、障害者の授産施設や小規模作業所の授産活動の支援、そして重度の盲聾者を対象とした通訳、介助員の派遣など、きめ細やかな施策を展開することといたしました。

このほか、錦城学園改築計画の策定や精育園グループホームの開設も進めることとしております。さらには、バリアフリー社会の実現に向け、県民の理解と意識の高揚に努めるとともに、県営住宅の高齢者向け改善や歩道の段差解消など生活空間のバリアフリー化も引き続き推進することとしております。

子育て環境の整備につきましては、現在実施している子育て支援ニーズ調査の結果を踏まえ、新エンゼルプランの策定に取り組むほか、延長保育での三十分延長制度の新設、産後間もない子育て家庭の家事や育児を支援するヘルパーの派遣や障害児を受け入れる放課後児童クラブに対する支援など、きめ細やかな施策も展開したいと考えております。

また、社会問題化している子供虐待防止対策として新たに経験豊かな民間の方々を協力員として委嘱し、地域社会と連携して子供たちの健全な育成に取り組むこととしております。

 

以上

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