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更新日:2010年4月2日

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県議会の議案説明要旨 - 平成12年2月28日 - 1  地域に根ざした地球環境問題への取り組みについて

◎  重要施策への取り組み

○  新たな時代を拓く施策の展開について

1  地域に根ざした地球環境問題への取り組みについて

新世紀を控え、時代は急速に変化しております。その中で、多様化する行政ニーズを的確に把握し、新たな視点で新たな施策を果敢に推進することが求められております。

その第一は、地域に根差した地球環境問題への取り組みであります。

本県の豊かな環境とそれにはぐくまれてきた独自の文化を新世紀に引き継ぐことは、現在を生きる私たちの責務であり、県民一人一人が全地球的な視野に立ち、環境問題をみずからの課題として見詰め直すことが肝要と考えます。

このため、新年度は環境にやさしい石川創造計画に基づき、具体的な数値目標を掲げ、県庁みずからが率先してグリーン化行動を実践するほか、この運動を県庁から地域や職場へ展開するとともに、県民の自主的な環境保全活動を支援するエコステーションの設置に向け諸準備に取りかかります。

また、環境保全意識の高揚を図る環境教育については、先進国であるドイツへ小中学校の教員等を研修派遣するほか、幼児期からの環境教育や地球環境保全への意識、実践力を生徒みずからが育てるエコスタディ・ゾーンの整備などに取り組むことといたしております。

加えて、いしかわ自然学校の本格実施に向け、海や山でのエコロジーキャンプや森と田んぼの学校などのモデル事業を実施し、楽しく魅力あるフィールド体験を通して本県の豊かな自然環境の理解を深めるほか、白山や医王山県立自然公園、夕日寺健民自然園などにおいて、それぞれの地域の特色を生かした自然環境の保全整備を進めることといたしました。

また、リサイクルの推進につきましては、循環型社会システムの構築を目指し、産学官の連携によるリサイクル技術高度化の研究を進めるとともに、石川県リサイクル製品認定制度に基づく認定製品の拡大やその利用普及を通してリサイクル産業の育成につなげたいと考えております。また、環境配慮型設備の導入に対し、低利な特別資金融資制度を創設することとしたほか、容器包装リサイクル法の完全施行を踏まえ、分別収集体制の拡充について市町村を指導することとしております。

能登地区のRDF化構想の基幹施設である専焼炉の建設場所につきましては、関係町等の御協力をいただきながら、県としても地区説明会を重ね、大方の御理解が得られたものと受けとめております。今後とも環境保全対策の確保にさらなる万全を期す所存であります。

なお、専焼炉の建設に当たりましては、関係市町村との協議のもと、県が受託事業として実施することとし、今回所要の経費を計上いたしました。拡充された国庫補助制度の活用に加え、県独自の支援策も講じ、全国のモデルとなるような最新の高度技術を駆使して、地元の皆様方の御協力に報いることのできる信頼される施設とし、エコ半島能登の象徴としてまいりたいと考えております。

 

以上

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所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

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