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更新日:2010年4月1日

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県議会の議案説明要旨 - 平成11年9月22日 - 4  環境施策の推進について

◎  9月補正予算の概要について

4  環境施策の推進について

第四は、環境施策の推進であります。

環境の世紀と位置づけられる二十一世紀を間近に控え、地球環境の保全、省資源・省エネルギーなどグローバルな視点に立った取り組みが必要と考えております。今回のドイツ訪問で、多くの市民が地球環境の保全について高い関心を持ち、廃棄物処理では排出抑制及び排出者責任を徹底させ、資源循環型社会をつくり上げている姿に接し、時代の環境を保護し、二十一世紀の国際社会を環境でリードしようとするドイツ国民の強い意気込みが感じられました。

県としては、いま一度環境保全の原点に立ち返り、ごみの減量化、リサイクルの推進はもとより、省エネルギー化など実施可能な具体的行動内容の洗い出しを行い、まずは県庁が率先垂範することにより、県民、事業者、市町村に御理解をいただき、体系的な取り組みを県全体に広めていきたいと考えております。このためには、何よりも県民による自主的な環境保全活動が不可欠であることから、その育成支援の構想を策定することといたしました

能登地区のRDF化構想につきましては、現在、専焼炉立地に関する地元調整及び事業主体となる一部事務組合の設立に向けた準備作業を精力的に行っているところであります。専焼炉立地につきましては、引き続き地元関係者の御理解と御協力が得られるよう、今後とも関係市町村等と連携を図りながら事業の推進に努めてまいります。なお、私はこの七日、全国知事会議でごみ処理広域化計画やRDF製造施設に対する国の財政支援や地方交付税措置の拡充を求めましたが、宮下厚生大臣からは本県の取り組みに対する高い評価と前向きの御答弁をいただいたことをつけ加えておきます。

次に、自然環境の保全についてでありますが、十月九日に開園する新しいいしかわ動物園につきましては、資源循環が実感できるようなエコ動物園にしていきたいと思います。具体的には、動物のふん・えさくずの堆肥化、動物舎の洗浄水に雨水を利用するシステム、電気自動車などの導入を行うほか、環境教育を積極的に進めることとしております。また、近年、トンボやメダカ、ホタルなど多くの身近な野生生物が急速に減少しつつあり、これらの生物の保護や野生生物の生息空間をつくり出す、いわゆるビオトープづくりの機運が県内各地で高まっており、小さないしかわ動物園構想としてその活動を支援することといたしております。

最近、台湾やトルコで大地震が発生しており、いち早い救助、復興を願うものであります

本県においては、さきの阪神・淡路大震災を教訓に地震災害時の体制整備をソフト、ハード両面にわたって計画的に実施しており、今回の補正におきましても災害時の避難施設等として位置づけた県有施設の耐震化に積極的に取り組み、県立高校など十五カ所の実施設計費を計上いたしました。

 

以上

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