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更新日:2010年4月1日

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県議会の議案説明要旨 - 平成11年9月22日 - 最近の県政の状況について

◎  最近の県政の状況について

本日、ここに、平成十一年第四回県議会定例会が開かれるに当たり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。

私は去る七月、ルクセンブルグ大公国ジャン大公、同妃両殿下の御来県に対する答礼と欧州諸国における経済、環境施策等の先進的な取り組みについて視察するため、県議会や経済団体の方々とともに訪欧いたしました。

ルクセンブルグではジャン大公殿下に拝謁し、さきの御来県についてお礼を申し上げたほか、同国運輸省には小松空港へのカーゴルックス便の増便を強く要請いたしました。また、教育省も訪れ、来月派遣する少年選抜サッカーチームや石川青年の翼を通じた県民レベルでの交流についても合意を得るに至ったところであります。

イタリアにおいては、既に本県と交流のある繊維のデザインだけでなく、企画提案力やマーケティング技術、そして研究開発機能の高度なレベルにじかに触れ、感慨を新たにいたしました。

また、ドイツにおいては、産学官連携に関し独自の手法により高い実績を上げているシュタインバイス財団を訪問し、産業創出支援機構との協力に関する基本協定を締結いたしました。この協定に基づき、近く環境問題を解決するための事前調査を実施することといたしております。さらに、環境保全に対する先進的な取り組みについてさまざまな立場の方々と意見を交換いたしました。とりわけ印象深かったことは、幼児期からの自然との触れ合いを通した環境教育が充実し、そのことが子供たちの環境意識のみならず心身の健全な発達にも好影響を与えていること、また、市民団体によるさまざまな環境保全活動が社会運動として活発に展開され、それらが国や地方の行政にもしっかりと根づいていることなど、これからの環境施策を進める上で大いに参考となるものでありました。

今後、環境教育や環境保全活動のあり方について県民とともに議論し、関心を高め、本県にふさわしい施策の充実に取り組む必要があるとの意を強くしたところであります。

総じて今回の訪欧は、本県が新世紀に向け新しい科学技術文化をはぐくみ、そして環境負荷の少ない資源循環型システムへ転換するために示唆に富んだものであったと確信いたしております。

 

以上

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