緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成11年6月16日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成11年6月16日 - 4 新時代に向けた社会資本の整備について

印刷

更新日:2010年4月1日

ここから本文です。

県議会の議案説明要旨 - 平成11年6月16日 - 4 新時代に向けた社会資本の整備について

◎  当初議会以降の進展について

4  新時代に向けた社会資本の整備について

第四は、新時代に向けた社会資本の整備であります。

北陸新幹線につきましては、現在、連立与党において現行の基本スキームを見直すこととし、新たな整備区間、建設財源などについて検討が行われております。北陸新幹線沿線十都府県では、長野から敦賀までフル規格によりおおむね七年後の完成を図ること、経営分離された場合の並行在来線の経営が成り立つよう支援策の強化を行うこと、さらには、地域負担について適切な財源措置を講ずることなどについて要望しているところであります。

本県といたしましても、フル規格による一日でも早い北陸への延伸、さらには早期全線整備に向けて、今後とも沿線各県と連携を密にし、県議会並びに関係各位の御支援をいただきながら最大限の努力をしてまいる所存であります。

能登空港につきましては、平成十五年の開港を目指し、空港本体の用地造成工事など着実に整備を進めているところであります。今後は、能登空港を活用した地域拠点づくり計画に基づき、具体化に向けた取り組みを推進し、能登地域の発展、ひいては石川県全体の発展につながるよう、空港を利用した地域の振興策に関係市町村や建設・活性化推進協議会の構成団体などとともに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

また、小松空港につきましては、低迷する経済状況のもとで航空業界の規制緩和が進められる中、路線網が縮小される一方で、新規路線開設は不透明であるなど非常に厳しい状況にありますが、引き続き利用者の利便性の向上と日本海側の拠点空港としての機能充実に努めていく必要があると考えております。

特に、今年度は運輸省において滑走路の改修の必要性、工事方法等について調査を実施していただくこととなっており、その改良が早期に実現されるよう強く関係機関に働きかけてまいりたいと考えております。

道路網の整備につきましては、南加賀道路を初め、金沢外環状道路、珠洲道路などの幹線道路の整備促進はもとより、小松インター八里線の全線四車線化、四十九院トンネル、荒屋バイパスなどについても本年度の完成を目指すこととしております。また、北陸自動車道と能登有料道路を直結するため、国と協調して金沢東部環状道路月浦インターチェンジ、県道七塚宇ノ気線等の整備に鋭意努め、平成十四年度をめどに事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。

電源立地につきましては、基本的には地域振興に有効な政策の一つであると理解しておりますが、原子力発電所の立地につきましては引き続き住民の合意を最大限に尊重し、慎重に対応してまいりたいと考えております。

なお、志賀原子力発電所二号機の設置につきましては、去る四月十四日に国の許可が北陸電力になされましたが、北陸電力との安全協定に基づき、学識経験者や関係団体等で構成されます原子力環境安全管理協議会において、安全確保や生活環境の保全について慎重に検討を重ねております。県といたしましては、今後、同協議会及び地元の御意見、さらにはこの十四日、同発電所の定期検査で発見された非常用ディーゼル発電設備の損傷への対応状況を見きわめ、北陸電力に対して回答を行いたいと考えております。  

 

以上

●目次に戻る   ●前へ戻る   ●次へ進む

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す